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クラウドワークスでライティングを本気で1ヶ月やった結果 | 稼ぐコツから固定報酬制の仕事の進め方まで

公開日: : 最終更新日:2018/03/19 フリーランス

クラウドワークスとは、ネット上で仕事の発注・受注ができるサイトです。会社員や主婦でも、空き時間を決めて好きなときに仕事をすることができます。内容も様々で、商品紹介・比較のライティング、専門知識のライティング、ホームページ作成、イラストデザイン、プログラム作成・・・など。

私は、このBizCoCoを運営する以外にもクラウドワークスを利用し、ライターとして働いています。あと、日中は会社にも通っているサラリーマンです。

こんな私が、1ヶ月本気でクラウドワークスでライティングの仕事をやってみました。

目次

クラウドワークスは稼げるのか?

ネット上には、「クラウドワークスは稼げない」という意見の人が多いです。でもそれは本当でしょうか?

クラウドワークスの発表によると、クラウドワークスで月に20万円以上稼いでいる人は、2015年の時点で111人、登録ユーザーの約0.014%だそうです。中でももっとも稼げるのがITエンジニアです。ライターはあまり稼げていません。

この数値をみて「少ない!」と思うでしょうか?

でもよく考えてみてください。

クラウドワークスだけを専業にして生きている人っていったいどれだけいるんですか?

クラウドワークスだけが唯一の収入源であれば、それは少ないでしょう。

しかし、そもそも「主婦でも気軽に仕事ができる」がクラウドソーシングです。クラウドワークス以外にも、ランサーズなど他にもクラウドソーシングサービスがありますし、副業としてやっている人がほとんどでしょう。副業で20万円以上稼ぐなんて、そりゃ一般のサラリーマンからしたらありえない金額ですよ。

稼ぐために必要なことは?

クラウドワークスの仕事の受け方は「タスク」と「固定報酬制」と「コンペ」の3つです。コンペは、よっぽど才能がないと稼げませんのでここでは紹介しません。

初心者はまず、タスクからやることをおすすめします。

タスクは、その場その場で終わる1回こっきりの仕事です。お金もすぐクラウドワークス口座へ入金されます。

タスクのメリット・デメリット

・仕事を探すのに手間がかかる

タスクの場合、気軽に仕事ができるというメリットがありますが、自分ができそうな仕事を探すまでに時間がかかります。仕事募集の見出しだけ読んで「良さそう!」と思っても、いざ詳細を細かく読んでみると難しくて断念することが多いです。これを繰り返すと時間がかかります。

・単価が割に合わないものが多い

一件10円、20円の案件がたくさんあります。10円の仕事なんかやってたらいつまでも稼げません。「所要時間1分」なんて書いていても、実際は20分かかる案件もたくさんあって当てにできません。タスクでライティングをやるのであれば、最低1000円以上のものをやると、「働いた~」という気持ちになりますが、100円以下の仕事は、消耗感しか残りません。

固定報酬制のメリット・デメリット

・能力がないと仕事をもらえない

固定報酬制は、「ためし記事」を書いて、認められて始めて本契約に移ります。ライティングの能力が低い人はいつまでも本契約できないでしょう。

・クライアントとのコミュニケーションが必要

契約してもらうための自己アピールの文章や、契約後の毎回のチャットでのやりとりなど、クライアントとのコミュニケーションが必要になります。

・プレッシャーがのしかかる

タスクの場合、その場限りですが、固定報酬制の場合は長ければ1年以上契約を続けることもあります。ノルマがあり、「毎月20記事以上」などと決まってあると、『ザ・仕事感』が急に出てきます。もちろんこれは契約ですので、途中でアルバイトをバックレるような責任感の無い人には向きません。副業でやってると特にですが、固定報酬制の場合は、体力的にも結構きついと思います。比較的自由に書いているBizCoCoは、例えばこの記事を書くのに要する時間は1~2時間ほどですが、クラウドワークスのライティングの仕事は1記事7~10時間かかります(マジで)。『間違った情報を載せられないのでリサーチに時間がかかる、好きな構成で書けない、キーワードを意識しないといけない』などの理由で・・・

・報酬が安定している

ライティングの場合、「1記事○○円」というような方式で、月末に「今月は10記事の納品だったから○○円支払いま~す」というように進めていきます。自分のがんばり次第で収入は上がります。タスクと違い、クライアントがしっかりしていれば、仕事を継続的に発注してくれるので報酬が安定します。

稼ぐためには固定報酬制

クラウドワークスで稼ぐには、固定報酬制の仕事を数個抱えることです。副業だと1個で十分です(というか忙しすぎてこれ以上は無理!)。固定報酬制の仕事をするということは、クライアントをつけるということです。クライアントが2~3人いれば、クラウドワークスで専業で生きていくことも十分可能です。

私の場合、会社員もやっているので、クライアントは1人だけですが、継続的に仕事を発注してくれるので時間が足りないぐらいです。

固定報酬制の仕事の進め方

まずは、自分の経験やスキルを今一度見直します。職歴だったり、持っている資格だったりです。

そして、自分のやれそうな仕事を探しましょう。まったく知識の無い分野のライティングは後々辛くなるし、薄っぺらい記事しか書けないので絶対やめましょう。

仕事を見つけたら、クライアントにチャットで自己アピールをして契約を勝ち取ってください。

お試し記事を書いてほしいと言われたらクライアントに従いましょう。

納品方法ですが、固定報酬制の場合、1つのプロジェクトにつき、1回の支払い後、追加払いが5回できます。

私の場合、最初にクライアントに「仮払い」をしてもらい、その後お試し記事を書き、私が「納品」し、クライアントが「支払い」を済ませました。そして、チャットで本契約をする旨を伝えられました。

その後の仕事は、チャット機能の添付ファイルにWordで書いた記事を添付して納品しています。そして月末に、納品した記事数分の報酬を、「追加払い」機能でまとめて支払ってもらっています。

トラブルはあるのか?

固定報酬制の場合、不払い防止のため「仮払い」をしてもらってから、仕事を始めます。これが基本で、クラウドワークス側もその通りにするようにと注意を促しています。

しかし、固定報酬制は基本、継続契約なので、「仮払い⇒仕事開始⇒納品⇒本払い」といちいちやるのはめんどくさいし、クラウドワークスのシステム的にも難しいのです。(どうにか改善してくれ!)

一番最初のお試し記事だけは、その通りにしますが、2記事目からは「チャット機能の添付ファイル」で納品します。そして、月末など支払う日を決めて、まとめた金額をクライアントが後払いします。

こういったやり方が多いので、せっかく記事を何十記事も書いたのに、「クライアントに持ち逃げされた」なんてこともやろうと思えばできます。

なので、クライアントがある程度信用たる人物かを知る必要があります。

それには、クライアントのプロフィールに「本人確認済み」が付いていれば、クラウドワークス側がどういう人物が仕事を依頼しているのかを確認しているという証拠ですので、バックレた場合、法的処置を取ることができるという一つの担保になります。(どこまで信用できるかわかりませんが・・・)

とりあえず、私のクライアントは先月の支払いを行ってくれましたので、一安心です。(まあ、バックレたってリスクしかないですからね。もしバックレられたらあらゆる法的処置を取りますよ!法律の素人ではないんでね(笑))

手数料にご注意を

クライアントから支払われた金額から10万円までは20%クラウドワークスが差っぴきます!

10万円を超えた分は10%引かれます。

この10%は、あくまで超えた分だけですので勘違いしないでください。

つまり、11万円の報酬だった場合、10万円から20%引かれた8万円、1万円から10%引かれた9千円の合計8万9千円が報酬になります。

あと、消費税もクライアントからもらえますので、もう少しもらえる金額は増えます。

1ヶ月本気で働いた結果発表

私の場合、1記事4000文字で4,000円の仕事を請けました。3記事ほど納品した後に、記事の質が良いとのことで単価が5,000円にアップしました!今まで納品分も含めて5,000円にするとのことです(メッチャいいクライアント!)。

専業ワーカーじゃないので、副業でこれだけ稼げれば十分だと思いますが、結果は・・・

82,664円でした!

8万円はライティングにしては稼いだほうじゃないでしょうか?

内訳は、

5千円×19記事=9万5千円

消費税をプラスして10万2千600円

クラウドワークスに手数料支払って8万2千664円

興味ある方はクラウドワークスに登録してみてくださいね。
在宅ワークならクラウドワークス

まとめ

クラウドワークスは本気でやれば、ライティングでもそれなりに稼げます。

しかし、それ相応の覚悟と時間が必要です。

私自身、この1ヶ月は結構きつかったです。

まあ、稼げるといっても、会社を辞めて、専業でやったとして、1日2記事が限界だと思いますので、手数料を引かれてだいたい月収14~16万円ぐらいでしょう。

実家暮らしなどで、家賃がかからないなら専業クラウドワーカーとして生きていくのもいいかもしれませんね。

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