本当に目にいい栄養素は？ブルーベリーは効果無いって本当？

目に良い食べ物として「ブルーベリー」が有名です。市販のサプリメントでもブルーベリーエキスが入ったものがたくさん売られています。

ブルーベリーに入っている「アントシアニン」という成分が目に良いとされているからです。

しかし、アントシアニンが目に良いという科学的証明はされていません。

100歩譲って、アントシアニンが目に良い栄養素だとしましょう。しかし、眼病予防や疲労回復に効果が有ったとしても、「視力が良くなる」ということはおそらくないでしょう。

なぜブルーベリーが目に良いと広まったのか？

この説の始まりは、第二次世界大戦中の空軍パイロットの話にさかのぼります。

昔の飛行機はレーダーなんてものはありませんでしたので、すべてパイロット自身の目で見て操縦する必要がありました。それが夜間でも操縦せざる負えないので、パイロットの視力がとても重要だったのです。

そのため、「すこしでも夜に良く見えるようになる食べ物はないか」ということでブルーベリーのジャムを食べていたそうです。

「目にいいかもしれない」という希望的観測のみで食べていたわけで、実際の効果は証明されていません。

目に効果が期待できる2つの栄養素

ＮＩＨ（米国の国立衛生研究所）の研究で加齢黄斑変性の予防効果ある栄養素が報告されました。

網膜にあるカロテノイドの一種であるルテインとゼアキサンチンです。

この二つの物質は体内で合成されないため、野菜や魚などから摂取する必要があります。

パソコンやスマホなどから出るブルーライトからの刺激をやらわげるのもルテインやゼアキサンチンの働きですので、積極的に取り入れるべき栄養素なのです。

ルテインはケール（青汁のもと）やほうれん草に豊富に含まれ、ゼアキサンチンは黄色パプリカやトウモロコシ、カボチャなど黄色い食べ物に多く含まれています。

その他積極的に取り入れたほうが良い栄養素

ルテインとゼアキサンチン以外にも積極的に取り入れたほうが良い栄養素は、ＤＨＡとＥＰＡです。

これらも目を構成する栄養素なのです。おもに魚を食べればいいのですが、なかなか魚を食べる機会がない人はサプリメントを摂取することをおすすめします。

その他にも、科学的根拠はありませんがβカロテン、ビタミンＣ、ビタミンＥなどもよいとされています。

あと、抗酸化作用が強いアスタキサンチンも注目されています。

アスタキサンチンは鮭やエビなどに含まれていますが、これもなかなか毎日食べるわけにはいかないのでサプリメントがおすすめです。

サプリメントって結局どれが一番いいの？

サプリメントっていろいろありすぎて、どれを買えばいいか迷いますよね。

私もいろいろ探してみたのですが、上記栄養素を全部網羅しているサプリメントはありませんでした。

そこで、私が探した中でも一番必要な栄養素が網羅されていたサプリメントを紹介します。

ひとみの恵ルテイン４０

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この「ひとみの恵」の栄養素は

• ルテイン40ｍｇ
• ゼアキサンチン1.5ｍｇ
• アスタキサンチン1.0ｍｇ
• ビタミンＡ450μg（ビタミンＡはほぼβカロテンと同効果だと考えられる）
• ビタミンＥ80ｍｇ
• クリルオイル10ｍｇ（ＤＨＡ・ＥＰＡ）
• ビルベリーエキス末10ｍｇ
• その他ビタミンＢなど

一番必要なルテインとゼアキサンチンが入っていますし、値段が安いです。

足りないのばビタミンＣだけです。ですが、ビタミンＣはサプリメントのなかでもおそらく一番安く買える栄養素ですし、わざわざサプリメントで取らなくても簡単に食品から摂取できるので問題ないでしょう。

ＤＨＣのビタミンＣなら394円です。

いろいろさがしましたが、ひとみの恵以外でルテインとゼアキサンチンとアスタキサンチンの3つが同時に含まれるサプリメントは見当たりませんでした。さらにビタミンＡやＥＰＡ・ＤＨＡ、おまけにビルベリーエキス、ビタミンＥまで含まれてるので文句なしです。

ただし、もうちょっとＥＰＡとＤＨＡの摂取量を増やしたかったので私の場合はこちらも摂取しています。

もちろん、これもいろいろ探して安くてＤＨＡとＥＰＡのバランスがいいものを選びました。

まとめ

ブルーベリーが目にいいという科学的根拠はないが、ルテインとゼアキサンチンには期待できます。

その他にも、科学的根拠はないが、アスタキサンチン、βカロテン（ビタミンＡ）、ＤＨＡ・ＥＰＡ、ビタミンＥ、ビタミンＣなども効果があるかもしれないです。

「ひとみの恵」は取扱店舗で値段の幅が結構ありまして、下記リンク先から買うのが一番安かったです（先に紹介した上記リンク先と同じです）。他店で3個入りで売っているところもありましたが、こちらの1個入りのほうが単価が安かったので、私はこちらで定期的に大量買いしています。

この記事を書くにあたり参考になった書籍

視力を失わない生き方～日本の眼科医療は間違いだらけ～ (光文社新書)

posted with カエレバ

深作 秀春 光文社 2016-12-16

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