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株の税金と確定申告が不安な人へ。実は「特定口座」を選ぶだけでほぼ解決します

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公開日: : 最終更新日:2026/03/11

「株って税金の手続きが面倒そう」 「確定申告とか難しそうで一歩踏み出せない」 「サラリーマンだけど株やったら確定申告が増えるの?」

こういう不安から株を始められずにいる人、けっこう多いんです。

結論から言います。証券口座を開くときに「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶだけで、確定申告はほぼ不要になります。サラリーマンでも個人事業主でも同じです。

税金の仕組みが難しそうに見えるだけで、実際はとてもシンプルです。この記事を読めば「なんだ、そんなことか」と思えるはずです。


株の税金の基本

まず株の税金の仕組みをざっくり説明します。

株で利益が出たとき(株を売って儲かったとき・配当金をもらったとき)には税金がかかります。

税率は一律約20%です。正確には所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%で合計20.315%です。

利益の種類 税率
株を売って得た利益(譲渡益) 約20%
配当金 約20%

たとえば株で10万円の利益が出たら、約2万円が税金です。8万円が手元に残ります。

この税率は給与収入や事業収入の金額に関係なく、株の利益には常に一律約20%がかかります。年収が高くても低くても税率は変わりません。これを「申告分離課税」といいます。


確定申告が不安な人に知ってほしいこと

「株をやると確定申告が必要になる」と思っている人が多いですが、これは口座の種類によって変わります。

証券口座には3種類あります。

口座の種類 確定申告
特定口座(源泉徴収あり) 原則不要
特定口座(源泉徴収なし) 必要
一般口座 必要

ポイントは「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶかどうかだけです。


特定口座(源泉徴収あり)を選べば確定申告は不要

「特定口座(源泉徴収あり)」とは、証券会社が税金の計算から納付まで全部やってくれる口座です。

株で利益が出たとき、証券会社が自動的に約20%の税金を差し引いて納付してくれます。自分で何かする必要はありません。確定申告も不要です。


サラリーマンも確定申告不要

「会社員だと株の利益も年末調整に含まれるの?」と思う人もいますが、そんなことはありません。

特定口座(源泉徴収あり)を使っていれば、株の利益は会社の年末調整とは完全に切り離されます。会社に株をやっていることがバレることもありません。

会社員の場合 内容
給与の税金 会社が年末調整で処理
株の税金 証券会社が自動で処理
確定申告 原則不要

個人事業主・フリーランスも確定申告不要

「毎年確定申告しているから株の分も追加で申告しないといけない?」と思うかもしれませんが、特定口座(源泉徴収あり)であれば株の分は申告不要です。

事業の確定申告と株の税金処理は完全に別々です。株については証券会社が自動で処理してくれるので、自分の確定申告書に株の損益を記載する必要はありません。


NISAなら税金ゼロ・確定申告も不要

NISAで投資している場合はさらにシンプルです。

NISAは非課税口座なので、利益が出ても税金はゼロです。税金がかからないので、当然確定申告も不要です。

通常の口座 NISA口座
利益の約20%が税金 税金ゼロ
特定口座なら確定申告不要 確定申告不要

たとえばNISAで50万円の利益が出ても、税金は一切かかりません。通常の口座なら約10万円の税金がかかるところです。

NISAを使えば税金の心配をする必要がほぼなくなります。


口座開設のときに何を選べばいい?

証券口座を開くときに「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶだけです。

ほとんどの証券会社では口座開設時に以下の選択肢が出てきます。

  • 特定口座(源泉徴収あり)← これを選ぶ
  • 特定口座(源泉徴収なし)
  • 一般口座

迷ったら「特定口座(源泉徴収あり)」一択です。あとから変更することもできます。


それでも確定申告した方が得なケースもある

特定口座(源泉徴収あり)でも、あえて確定申告した方が得になるケースがあります。

株で損失が出たとき

株で損失が出た年に確定申告をすると、すでに払った税金が戻ってくる可能性があります。

たとえば同じ年にA株で30万円の利益、B株で50万円の損失が出た場合、差し引き20万円の損失です。確定申告をすればA株の利益に払った税金約6万円が還付されます。これを「損益通算」といいます。

さらに損失が残った場合は「繰越控除」を使えば、翌年以降3年間にわたって損失を繰り越せます。

損失が出た年こそ、確定申告を検討してみてください。

複数の証券会社を使っているとき

A社で利益・B社で損失が出ている場合、確定申告で損益通算することで税金が戻ってくる可能性があります。


よくある疑問Q&A

Q:少額の取引でも税金がかかる? 特定口座(源泉徴収あり)なら利益が出たときに自動で税金が引かれます。少額でも原則は同じです。ただしNISA口座なら金額に関係なく非課税です。

Q:株をやっていることが会社にバレる? 特定口座(源泉徴収あり)で確定申告をしなければ、会社に通知が行くことはありません。

Q:配当金にも税金がかかる? はい。配当金にも約20%の税金がかかります。ただし特定口座(源泉徴収あり)であれば自動的に税金が差し引かれた金額が振り込まれます。NISA口座の配当金は非課税です。

Q:NISAで損失が出たら税金が戻ってくる? いいえ。NISAは非課税口座なので、損失が出ても他の口座の利益と損益通算することはできません。

Q:確定申告の時期はいつ? 毎年2月16日〜3月15日が確定申告期間です。特定口座(源泉徴収あり)で確定申告不要の場合は、この時期に何もしなくて大丈夫です。


まとめ

  • 株の税率は利益に対して一律約20%
  • 特定口座(源泉徴収あり)を選べば確定申告は原則不要
  • サラリーマンも個人事業主も同じ。口座の種類で決まる
  • NISAは非課税なので税金ゼロ・確定申告も不要
  • 損失が出た年はあえて確定申告した方が得になることがある

「税金が面倒そうだから株を始めるのが不安」という人は、特定口座(源泉徴収あり)を選んでNISAから始めれば税金の心配はほぼなくなります。難しく考えすぎずに、まず口座を作ってみるところから始めてみてください。

株式投資の口座選びについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

↓ 松井証券についてはこちら

松井証券ってどんな証券会社?


※本記事は情報提供を目的としたものです。税務上の判断は個人の状況によって異なります。詳細は税務署または税理士にご相談ください。本記事には広告が含まれます。

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  • sio(シオ)です。(@sio_629)

    30代のフリーランスライターとして活動しながら、株式投資・NISAで資産形成をしています。

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