【保存版】まだ格安SIMじゃないの?比較のポイント。おすすめ紹介!
まだ格安SIMにしていないの?
その理由の多くは「よくわからないから」ではないでしょうか。
「よくわからないから」と言って、学ぶことを拒否する人と「お得になるかもしれない」と思って学ぶ人は、生涯において大きな金銭的な差が生じます。
スマホの料金や光回線の料金など、毎月発生する費用はなるべく抑えたほうが良いというのはなんとなくわかりますよね。でも実際に行動を起こせないので、いまだに格安SIMにしていない人が多いのです。
毎月1,000円安くなるだけで、1年で1万2千円、5年で6万円、10年で12万円もお得になります。
もちろん毎月1,000円はただの例です。
この記事を読めば、人によっては毎月5,000円以上安くなることもあります。
目次
格安SIM比較5つのポイント
格安SIMを比較するのに重要なポイントは次の5つです。
- 基本料金、セット割、かけ放題の料金
- 即日MNP対応の有無
- 端末購入可否や割引の有無
- 紛失・故障時の対応
- 通信速度
これら比較のポイントは、格安SIMを選ぶのに重要な順番に並べています。
それでは、いちばん重要な比較ポイントから順に説明していきます。
【比較1】基本料金、セット割、かけ放題
格安SIMは大きく分けて「データSIM」と「データSIM+音声SIM」に分かれています。
「データSIM」では090、080の電話が使えません。「データSIM+音声SIM」であれば090、080の電話が使えますし、SMSも使えます。
ドコモなどのキャリア携帯からナンバーポータビリティで乗り換え、格安SIMでも同じ電話番号を使いたいのであれば「データSIM+音声SIM」を契約します。
では、基本料金が何で決定されるかというと、「データ容量」で決まります。
こちらはDTISIMの料金表です。
データ容量 | データプラン | 音声プラン |
1GB | 600円 | 1,200円 |
3GB | 840円 | 1,490円 |
5GB | 1,220円 | 1,920円 |
ネットつかい放題 | 2,200円 | 2,900円 |
データプランが「データSIM」で、音声プランが「データSIM+音声SIM」になます。つまり、電話を使いたいならDTISIMの場合「音声プラン」を選びます。(これは各社呼び方が微妙に違います)
ちなみに、ドコモの料金がこちらです。
データ容量 | シンプルプラン |
1GB | 4,180円 |
3GB | 5,280円 |
5GB | 6,280円 |
20GB | 8,280円 |
パッと見すごい差だと思いませんか?
差額も表にします。
データ容量 | ドコモとDTISIMの差額 |
1GB | 2,980円 |
3GB | 3,790円 |
5GB | 4,360円 |
ドコモ20GB、DTISIM無制限 | 5,380円 |
いかがでしょうか?
想像以上に大きな差ができたと思います。
たとえば、ドコモで5GB を契約中の方が、今後1年使い続けた場合と、DTISIMへ今乗り換えて1年使い続けた場合の差額は52,320円です。5年だと261,600円、10年だと523,200円という差です。
ここまでの比較で「自分めっちゃ損してるじゃん!」と気づいた方は、今すぐDTISIMに乗り換えましょう。
DTISIMは格安SIMの中でも一番安いです。
DTI SIM
次にセット割りの説明です。
セット割は光回線とのセット割りです。
ただ、格安SIMはセット割があったとしても微々たる割引です。おまけ程度に考えましょう。
DTISIMもDTI光とのセット割で150円安くなりますが、そもそもDIT光よりも安い光回線があるので、あまりこのセットはおすすめできません。
おすすめは、スマホはDTISIM、光回線は業界最安値のenひかりです。この組み合わせが最強に安いです。
次に、かけ放題の料金も重要です。
基本料金が安くても、かけ放題が高いと結局は高くなってしまいます。
かけ放題とは、「5分以内の通話なら何回かけても無料」とか「10分以内の通話なら何回かけても無料」または「月に60分まで無料」などのプランです。
基本料金に、「かけ放題オプション」としてプラス料金かかります。DTISIMの場合は、「10分かけ放題オプション」が820円です。
ちなみに、3大キャリアは「かけ放題オプション」ではなく、基本プランの違いでかけ放題の有無を決めます。ドコモの「5分かけ放題」ありの基本プランは、「カケホーダイライトプラン」といいます。「シンプルプラン(かけ放題なし)」との差額が720円です。なのでたとえば、「ドコモ5GB、5分かけ放題」は、月額7,000円になります。
【比較2】即日MNP対応
格安SIMはナンバーポータビリティで乗り換えのために3日ほど電話が使えないタイプと、すぐに使える即日MNP対応のものがあります。
有名な格安SIMは、たいてい即日MNPに対応しています。
この記事で紹介する格安SIMはすべて即日MNPに対応したものを上げています。
即日MNPに対応していると、格安SIMのSIMカードが届いてから、ネットまたは電話の手続きで自分の好きなタイミングで切り替えが可能です。
【比較3】端末購入可否と端末割引
ドコモ、ソフトバンク、auでは端末(スマホ・ガラケー)が購入できますよね。
しかし、格安SIMの事業者では端末を売っているところと売っていないところがあります。
現在使っている端末をそのまま使うので、端末販売を行っていない格安SIM事業者でも構わないという方であれば問題ありません。
ただし、端末割引を使って安く手に入れたい場合などは、選ぶ先が限られます。
UQモバイルであれば、マンスリー割で3万円ほどのAndroid端末が108円で手に入ります。ただし、無料通話がついたプラン(おしゃべりプラン/ぴったりプラン)に入ることが条件です。
【UQモバイル】
格安SIM業者で購入しない場合は、AmazonやAppleストアでSIMフリー端末を購入するなどして手に入れます。
【比較4】紛失時・故障時の対応
スマホを紛失した場合は、SIMカードの停止、SIMカードの再発行が必要です。
これは自分でネットで行なうか、格安SIM業者へ電話して対応してもらいます。
格安SIMは、基本的に店舗がありません。
なので、トラブル時に自分で対応できることが重要です。
自分で対応できない方には格安SIMはおすすめできません。全国いたるところにショップがある3大キャリアを使ったほうが良いでしょう。
逆に、自分でトラブルに対応できるなら、わざわざ馬鹿高い3大キャリアを使う意味がないとも言えます。
ただ、UQモバイルなど格安SIMでも一部店舗がある会社もあります。しかし、3大キャリアと比較すると圧倒的に少ないので、基本的にはネットで完結できる人のみ使いましょう。
【比較5】通信速度
格安SIMは3大キャリアと比較して通信速度が遅いです。
これは仕方のないことなのですが、使えないほどではありません。
ただ、お祭りなどで大量に人が集まる場所だと3大キャリアのスマホは通常通りインターネットができるけど、一部の格安SIMだと遅すぎて使い物にならなかったという評判もたまにあります。
めったにないケースなので、あまり気にしなくても大丈夫だと思いますが、速度にこだわる人は格安SIMの中でUQモバイルが一番おすすめです。UQモバイルは、格安SIMの中ではダントツに通信速度が速いと評判が高いです。
おすすめ格安SIMを比較
以上の注目すべき比較ポイントに注意し、おすすめの格安SIMを紹介します。
3大キャリアから乗り換えの人を対象に紹介しますので、「データSIM」ではなく「データSIM+音声SIM」でおすすめのプランを紹介します。
UQモバイル
UQモバイルは他の格安SIMと比べてちょっと特殊です。
まず、かけ放題が無いプランはデータ容量が3GBのプランしか選べません。
かけ放題があるプランだと、「ぴったりプラン」「おしゃべりプラン」のS/M/Lの中から選びます。
まずはかけ放題がないプランです。
データ容量 | 月額基本料金 | |
データ高速+音声通話プラン | 3GB | 1,680円 |
次にかけ放題があるプランです。
おしゃべりプラン
データ容量 | 無料通話時間 | 月額基本料金 | |
おしゃべりプランS | 3GB | 1回5分までならなんどでも無料 | 1,980円 |
おしゃべりプランM | 9GB | 1回5分までならなんどでも無料 | 2,980円 |
おしゃべりプランL | 21GB | 1回5分までならなんどでも無料 | 4,980円 |
ぴったりプラン
データ容量 | 無料通話時間 | 月額基本料金 | |
ぴったりプランS | 3GB | 60分/月 | 1,980円 |
ぴったりプランM | 9GB | 120分/月 | 2,980円 |
ぴったりプランL | 21GB | 180分/月 | 4,980円 |
おしゃべりプラン/ぴったりプランの上記料金は1年目の金額です。2年目以降はプラス1,000円です。
なので、基本料金はちょっと高めな格安SIMです。
ただし、おしゃべりプラン/ぴったりプランで契約し、端末もUQモバイルで購入するとマンスリー割が適用になります。
マンスリー割とは、月々の割引で端末料金が108円~購入できる端末サポートのことです。
24ヶ月間で割り引くので、最低24ヶ月は利用しましょう。
iPhoneもマンスリー割で安く買えます。
また、家族もUQモバイルにすると2台目以降は500円割引で契約できます。(おしゃべりプラン/ぴったりプラン)
それと、先ほども述べたように、UQモバイルは格安SIMのなかで一番通信速度が速いです。
また、UQスポットやUQ取扱店など、実店舗もあります。
それと、機種変更も可能です。機種変更にもマンスリー割は適用できます。
下のリンクから申込めばキャッシュバックが貰えるのでおすすめです。
【UQモバイル】
DTISIM
DTISIMは業界最安値の格安SIMです。
安い代わりに、通信速度、サポートなどは期待しない方が良いでしょう。
ただ、きちんと自分で処理できる人にはおすすめです。
たとえば、SIMカードの紛失時はサポートセンターへ電話。端末を買い替えたいときは、AppleストアやAmazonでSIMフリー端末を購入。料金明細はMYDTIで確認・・・など、実店舗がないので自分ですべて完結しなければなりません。
DTISIMの料金です。
データ容量 | 音声プラン | 10分かけ放題付 |
1GB | 1,200円 | 2,020円 |
3GB | 1,490円 | 2,310円 |
5GB | 1,920円 | 2,740円 |
10GB | 2,800円 | 3,620円 |
ネットつかい放題 | 2,900円 | 3,720円 |
通話料が半額になるオプション「おとくコール」が無料で付けられます。なので、あまり通話をしない人は10分かけ放題を付けなくても良いと思います。
DTI SIM
LINEモバイル
LINEモバイルも端末販売があります。ただし、UQモバイルのマンスリー割のような端末サポートは無いので、「LINEモバイルの基本料金+端末分割払い」で月々の支払が高くなります。
今使っている端末を使うのであればLINEモバイルでも良いでしょう。
料金も安いほうですし、少ないですが実店舗も設けてあります。
また、特徴的なのが「LINE」の使用はデータ容量を消費しません。「Twitter」「Facebook」「インスタグラム」もプランによってはデータ容量を消費しません。
LINEフリープラン(LINEのデータ容量消費なし)
データ容量 | 音声通話SIM | 10分電話かけ放題付 |
1GB | 1,200円 | 2,080円 |
コミュニケーションフリープラン(LINE、Twitter、Facebook、インスタグラムデータ容量消費なし)
データ容量 | 音声通話SIM | 10分電話かけ放題付 |
3GB | 1,690円 | 2,570円 |
5GB | 2,220円 | 3,100円 |
7GB | 2,880円 | 3,760円 |
10GB | 3,220円 | 4,100円 |
DMMモバイル
基本料金を比較すれば全体的にはDTISIMに劣りますが、細かいプラン設定ができる点や一部のデータ容量はDTISIMよりも安くなるなどこちらのほうがお得になるケースもあります。
DMMモバイルでは端末も購入できます。ただし、DMMモバイルで端末を購入するのはおすすめできません。
なぜなら、分割払いで購入すると一括払いよりも高くなるからです(当然割引も無し)。端末を購入するならLINEモバイルのほうがまだ安いです。
DMMモバイルは、あくまで今使っているスマホを使う方向けです。
DMMモバイルの料金です。
データ容量 | 通話対応SIMプラン | 10分かけ放題付 |
1GB | 1,260円 | 2,110円 |
2GB | 1,380円 | 2,230円 |
3GB | 1,500円 | 2,350円 |
5GB | 1,910円 | 2,760円 |
7GB | 2,560円 | 3,410円 |
8GB | 2,680円 | 3,530円 |
10GB | 2,890円 | 3,740円 |
15GB | 3,980円 | 4,830円 |
20GB | 4,680円 | 5,530円 |
また、DMMモバイル×DMM光のセット割ができます。
セット割はDMM光の月額料金から毎月ずっと500円割引です。これはなかなか格安SIMのセット割としては大きいほうです。
DMM光の料金
月額基本料金 | セット割後 | |
ファミリータイプ | 4,820円 | 4,320円 |
マンションタイプ | 3,780円 | 3,280円 |
結局どの格安SIMがおすすめなのか?
いろいろ比較した結果、次のように選ぶことをおすすめします。
今使っている端末をそのまま使う人⇒DTISIM(一番安い)、プランによってはDMMモバイルも安い
端末も同時に購入したい人⇒UQモバイルでおしゃべりプラン/ぴったりプランを契約(端末サポートが受けられる)
LINE、インスタ、Twitter、Facebookを多く使う⇒LINEモバイルがおすすめ(コミュニケーションアプリはデータフリー)
実店舗があったほうが安心⇒UQモバイル、LINEモバイル
通信速度を重視したい⇒UQモバイル
SIMロック解除ってなに?
キャリアスマホから格安SIMへの乗りかえは、SIMロック解除が必要な場合があります。
必ず必要なのではありません。
たとえば、LINEモバイルはソフトバンクとドコモのどちらかの回線を使います。なので、現在ソフトバンクかドコモであればSIMロック解除不要でそのまま端末が使えます。
auの人がLINEモバイルを使いたい場合は、SIMロック解除が必要ですが、My auから簡単に行えます。
逆に、UQモバイルはauの回線を使っているので、ドコモはMy docomo、ソフトバンクはMy SoftBankでSIMロック解除しないと使えません。
SIMロック解除は、ショップへ行っても行えますが3,000円かかります。ウェブで行えば無料です。
ちなみに、今回の比較記事で紹介した格安SIMの使っている回線です。
格安SIM | 回線 |
LINEモバイル | ドコモ、ソフトバンク |
UQモバイル | au |
DTISIM | ドコモ |
DMMモバイル | ドコモ |
3大キャリアのセット割より格安SIM
ドコモ×ドコモ光、au×auひかり、ソフトバンク×ソフトバンク光でセット割が使えます。
これは、携帯のデータプランが大きいほうが割引額も大きくなります。ただし、当然データプランが大きいと基本料金も高額です。
いくらセット割があるからと言っても、もともとの携帯料金が格安SIMと比較してかなり高いのであまりお得ではありません。
3大キャリアのセット割と比較しても格安SIMへ乗り換えた方が断然安いです。
また、今回の記事で格安SIMへ乗り換えようと思った方は、ついでに光回線も乗り換えましょう。
なぜなら、3大キャリアを辞めて格安SIMへ乗り換えれば、別にドコモ光、auひかり、ソフトバンク光である必要はありません。もっと安い光回線が他にあります。
最強に安い組み合わせは、「格安SIM×業界最安値光回線」です。もちろんセット割なんてありませんが、そもそも基本料金がダントツで安いのでおすすめです。
数ある光回線を比較した結果、最もおすすめなのが、enひかりです。
enひかり基本料金
月額基本料金 | |
ホーム | 4,300円 |
マンション | 3,300円 |
おすすめの理由は他社と比較してダントツに安い基本料金です。速度も最大1Gbpsなのでドコモ光等となんら変わりません。
しかも、v6プラスが契約できるので通信速度も問題ありません。
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