30代になって行動力を高める方法がわかってきた
29歳で社会からドロップアウトし自宅のパソコンで日銭を稼ぐ日々を送って早4年経ちました。
私の仕事は自分の部屋から1歩も出なくても完結してしまうので人間とリアルでコミュニケーションを取る必要性がゼロです。
うらやましいと思う人もいるでしょう。
私も昔はそんな生活にあこがれていました。
でも、いざそうなってみて4年も経つと人恋しさと寂しさで気が狂いそうになるわけです笑
そして人間というのはよくできたもので、使っていない能力はどんどん衰えていきます。
実家暮らしなので買い物すらしなくても飯が食べられます。
超倹約思考でお金を一切使いたくないあまり車も手放し外食もせず少しでもお金がかかる趣味には手を出しません。
そんなこんなで自分の部屋から出ないひきこもり生活を4年も続けていたので行動力がゴミクズになりました・・・
そう、私は行動する力が衰えてしまったのです。
目次
すっごく狭い私のコンフォートゾーン
心理学でコンフォートゾーンなるものがあります。
コンフォートゾーンとは自分が苦しむことなく行動できる快適な空間のことです。
私の場合は自分の家の中だけがコンフォートゾーンでした。
自分の家の中だけで過ごせばストレスはゼロです。ですが成長もゼロです。
そしてコンフォートゾーンを抜けるとちょっとだけ苦しいラーニングゾーンがあります。
名前の通りlearning(学び)の空間です。
ラーニングゾーンは快適空間から一歩足を踏み出した場所にあります。
なのでちょっとだけストレスがかかるわけですが学びもあるため自己成長に繋がる空間です。
そして自分自身ですごく実感したのは、ずっと行動しないで自分のコンフォートゾーンでぬくぬく過ごしているとどんどんコンフォートゾーンが狭くなるということです。
およそ4年あまり引きこもり生活を続けていた私のコンフォートゾーンは一般的な人と比べてめちゃくちゃ狭くなってしまったのです。
なのでちょっとコンビニで買い物をするだけでも私にとってそれはラーニングゾーンであり緊張してしまうのでした。
行動力を高める決意をした
33歳になり、このままじゃ人間としてヤバイと思ったので行動力を高めることにしました。
とりあえず何となく、行動すれば行動力は上がるという考えは持っていました。
当時はコンフォートゾーンなる言葉も知らなかったんですが、この考えは理に適っています
でもいきなり大きなことはできません。
人間できないことはできないんです。
できることだけやります。
まずは目標として「美容院に行く」を掲げましたが、コンフォートゾーンがくそ狭い私にとってそれはもはやパニックゾーンです。
パニックゾーンは、コンフォートゾーンを一歩出た学びの空間ラーニングゾーンからさらに飛び出た先に位置します。
つまり、自分のキャパを超えすぎてパニックになってしまう空間です。
パニックゾーンでも学びはありますが、荒療治すぎるので危険です。
なので私にとって美容院に行くのは今の時点では不可能でした。
じゃあどうすればいいのかと言うと、ちょっとだけストレスを感じるラーニングゾーンにあたる行動を地道にしていきます。
行動力を高めるための認知療法は本で学ぶ
とにもかくにも行動することに恐怖を感じるようになってしまったため認知療法を取ることにしました。
認知療法とは気持ちを楽にしたり行動をコントロールする治療法です。
kindleアンリミテッドを契約していたので行動力関連の本を読み漁りました。
そこでいいなと思った本がこちらです。
対人恐怖症を一瞬で治す方法という本なのですが、とてもシンプルで具体的な方法が書いてありました。
要約すると行動の意識を「目的」にフォーカスするということです。
たとえば、美容院に行く目的は髪を切ってもらうことですよね。
なので髪を切ってもらう目的以外はどうでもいいと捉えるのです。
美容師と会話が弾まなくてもどうでもいいんです。
そう考えると不思議と行動力が湧いてきます。
あとは、この本。
自己暗示の重要性と効果を実感できました。
人間だれしも失敗したくないという思いがあります。
しかしその思いこそが緊張と怖れを生み行動を妨げる原因です。
なので「なんだこんなこともできない人なんだって思われる。ラッキー!」と声に出して100回くらい唱えます。
これを唱えると、失敗を恐れなくなり、むしろもっと失敗したいと思えてくるのです。
そして具体例としてこの本。
著者のリアルな体験談として行動力を高めるためのステップが読み物として面白かったです。
お金を言い訳にしない
行動力を高めたいと思ったら絶対にお金を言い訳にしてはいけません。
だって人間行動すれば100%確実にお金が発生します。
よく、やりたいのにできない言い訳として「お金がない」と言っている人がいます。
でも本当にお金が理由なんでしょうか?
ほんとうは恐怖で行動できない自分から目を逸らしていませんか?お金を都合のいい言い訳に使っているだけでは?
なので行動力を高めると決意したらお金ブレーキは外してください。
これは必ずです。
旅の恥は掻き捨て
人が行動できない理由には恥をかきたくないというのが大きかったりします。
たとえば格闘技がめちゃくちゃ好きだとします。
しかし、「30歳過ぎたいい年して格闘技なんか始めたら周りからどう見られるんだろう、恥ずかしいなぁ」と思って格闘技ジムに通えないでいるとします。
でもここで「人生は恥とともにあるんだ~」みたいな強いマインドを持っていれば躊躇なく格闘技ジムに通えたりするわけです。
恥を避けて生きているとやりたいこともできず人として成長もできません。
でもどうしても恥をかきたくない!
という人もいます。
そのようなチキンハート民におすすめなのが、今後絶対会うことのない人の前で恥をかくことです。
それは遠くへ旅をしても良いですし、オンライン上の出会いでも良いです。
たとえば、オンラインゲームのボイスチャットで知らない人と話すとか、オンライン英会話に挑戦するとかです。
実際に私もオンライン英会話で見ず知らずのフィリピン人女性講師と会話し、めちゃくちゃ低レベルの中学英語を披露し恥をかきまくりました。
だけどそのフィリピン人女性講師とは二度と会話することはないので、掻き捨てです笑
この経験を経て、自分の中で恥に関するハードルが一段下がったのを実感しました。
これに慣れてくると、身近な生活圏でも極端に恥を恐れることがなくなるため行動力に繋がります。
行動力を高めるロードマップ
行動力を高めるロードマップがこうです。
①kindle本で認知療法
②お金ブレーキを辞める
③掻き捨てられる恥をかく
④できることから行動していく
おそらく①②までは簡単なんですが、③からちょっとハードルが上がると思います。
でも③を突破するとマジで人生変わります。
実際に私は、今までやりたいと思っていたのに行動力がなくてずっとできないでいたことをたくさん実現しました。
カッコいい車を買って県外にドライブに行ったり、格闘技ジムに通うようになったり、スノーボードやロッククライミングなどやったっことのないスポーツに挑戦したり、地元の飲食店を100個以上新規開拓しました。
ついこの間まで引きこもり生活で行動力がゴミだった私から見れば別人です笑
行動力は鍛えようと思えば鍛えられるってことが私の中で証明されたので最近なんだか人生楽しいです。
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