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新NISAの生涯投資上限1800万円とは?具体例とよくある勘違いをわかりやすく解説

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公開日: : 最終更新日:2026/04/05

新NISAには「生涯で1800万円まで投資できる」というルールがあります。でも、この1800万円という数字、どう考えればいいのか、なんとなくわかりにくいという人も多いと思います。

この記事では、生涯投資上限の仕組みを具体的な例を交えながら、できるだけわかりやすく解説します。


生涯投資上限1800万円とは

新NISAでは、一生涯を通じて合計1800万円まで非課税で投資できます。

「非課税」とは、投資で得た利益に税金がかからないということです。通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかります。100万円儲かっても手元に残るのは約80万円です。NISAを使えばこの税金がゼロになります。

この非課税の恩恵を受けられる投資の元本の上限が、生涯で1800万円ということです。


1800万円のイメージをつかもう

少し難しく聞こえるかもしれないので、身近な例で考えてみましょう。

たとえば学校の給食を思い浮かべてください。給食を食べられる「無料チケット」が生涯で1800枚もらえるとします。このチケットを使った分だけ無料で給食が食べられます。これが新NISAの生涯投資上限のイメージです。

投資の話に戻すと、1800万円分の「非課税チケット」をもらっているイメージです。このチケットを使って投資した分の利益には税金がかかりません。


具体的な使い方の例

例1:毎月5万円ずつ積み立てる場合

毎月5万円をつみたて投資枠で積み立てると、1年で60万円です。1800万円に達するまでに30年かかります。30年間コツコツ積み立てて、ようやく上限いっぱいまで使える計算です。

例2:年間360万円(上限いっぱい)積み立てる場合

つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)を両方フルに使うと、年間最大360万円投資できます。この場合、1800万円の上限に達するのは5年後です。

例3:途中で一部売却した場合

ここが新NISAのポイントのひとつです。1800万円分投資した後に一部売却すると、売却した分の枠が翌年に復活します。

たとえば1800万円投資した後に300万円分売却すると、翌年には300万円分の枠が復活して、また新たに300万円まで投資できるようになります。旧NISAでは一度使った枠は復活しませんでしたが、新NISAでは復活する仕組みになっています。

例4:極端な例で考えてみる

少し極端な例ですが、新NISAの仕組みをイメージしやすいので紹介します。

2026年に1800万円分の株や投資信託を購入し、年内に売却して500万円の利益を得たとします。NISAの非課税枠を使っているので、この500万円には税金がかかりません。まるまる500万円の利益です。

売却した1800万円分の枠は翌年に復活するので、2027年に再び1800万円分投資できます。ここでも年内に売却して1000万円の利益を得たとします。これも全額非課税です。

さらに2028年にも同じように1800万円分投資したところ、景気が良くて株価が倍以上になり2000万円の利益が出たとします。これも全額非課税です。

3年間の利益を合計すると500万円+1000万円+2000万円=3500万円。この3500万円がすべて非課税になります。通常であれば約700万円の税金がかかるところです。

もちろんこれは極端な例で、毎年このような利益が出るわけではありません。ただ新NISAの「売却した枠が翌年復活する」という仕組みがいかに強力かはわかっていただけると思います。なお、売却した年のうちに同じ枠を再利用することはできません。枠が復活するのは必ず翌年からです。


よくある勘違い

勘違い1:「1800万円儲かる」わけではない

1800万円は投資できる「元本の上限」です。1800万円の利益が非課税になるわけではありません。

たとえば1800万円を投資して運用益が500万円出た場合、合計で2300万円になりますが、非課税になるのは500万円の利益部分です。元本の1800万円はもともと自分のお金なので税金はかかりません。

勘違い2:「1800万円ないと使えない」わけではない

1800万円は上限であって、最初から1800万円用意する必要はまったくありません。毎月1万円からでも始められます。少額から積み立てながら、少しずつ枠を使っていく使い方が一般的です。

勘違い3:「売ったら枠が消える」わけではない

先ほど説明した通り、売却した分の枠は翌年に復活します。「一度使った枠は消えてしまう」と思っている人が多いですが、新NISAでは繰り返し使える仕組みになっています。ただし復活するのは翌年からです。売却した年のうちに同じ枠を再利用することはできません。

勘違い4:「1800万円を超えた利益には税金がかかる」わけではない

1800万円の上限を超えた投資はできませんが、1800万円分の投資から生まれた利益がいくら大きくなっても非課税です。たとえば1800万円が運用で3600万円に増えても、増えた1800万円の利益には税金がかかりません。上限は投資できる元本の話であって、利益の話ではありません。

勘違い5:「成長投資枠だけで1800万円使える」わけではない

成長投資枠の生涯上限は1200万円です。残りの600万円はつみたて投資枠を使う必要があります。つまり成長投資枠だけで1800万円フルに使おうとしても、1200万円が上限になります。


まとめ

新NISAの生涯投資上限1800万円のポイントをまとめます。

1800万円は投資できる元本の上限で、利益がいくら増えても非課税です。売却した分の枠は翌年に復活します。少額からでも始められて、上限まで使い切る必要もありません。成長投資枠だけで使える上限は1200万円です。

難しく考えすぎず、まずは少額から始めて少しずつ枠を使っていくのが長く続けるコツだと思います。

証券会社選びで迷っている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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※本記事は情報提供を目的としています。制度の内容は改正により変更される場合があります。最新情報は金融庁・各証券会社の公式サイトでご確認ください。投資には元本割れのリスクがあります。投資の判断はご自身でお願いします。

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  • sio(シオ)です。(@sio_629)

    30代のフリーランスライターとして活動しながら、株式投資・NISAで資産形成をしています。

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