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新NISAとは?2024年から変わったこと・旧NISAとの違いをぜんぶ解説します

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公開日: : 最終更新日:2026/03/17

「新NISAってよく聞くけど、旧NISAと何が違うの?」 「そもそもNISAって何?」 「始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」

この記事を読めば、そんな疑問がぜんぶ解決します。

難しい言葉はできるだけ使わずに、NISAを全く知らない人でもわかるように説明します。最後まで読めば「なんだ、そういうことか」と思えるはずです。


そもそもNISAって何?

NISAとは、投資で得た利益に税金がかからない制度のことです。

国が「投資してください、その代わり税金は免除しますよ」と言っている、かなりお得な仕組みです。

税金がかからないとどういうこと?

普通に投資をすると、利益が出たときに約20%の税金がとられます。

たとえば投資で10万円の利益が出たとします。通常なら税金で約2万円がとられて、手元に残るのは8万円です。

でもNISA口座で投資していれば、税金はゼロ。10万円まるごと受け取れます。
【通常の投資】
利益10万円 → 税金2万円 → 手元に8万円

【NISA口座での投資】
利益10万円 → 税金ゼロ → 手元に10万円

同じ投資をするなら、NISAを使わない理由がないですよね。


新NISAと旧NISAの違い

2024年から「新NISA」が始まりました。旧NISAとは別物レベルで使いやすくなっています。

一番大きな違いは「非課税期間が無期限になった」こと

旧NISAには「非課税で持てる期間」に限りがありました。

  • 旧つみたてNISA:20年間
  • 旧一般NISA:5年間

期限が来たら「売るか、課税口座に移すか」という選択が必要でした。これが初心者には複雑でわかりにくかったんです。

新NISAは非課税期間が無期限になりました。一度買ったらずっと非課税のまま持ち続けられます。

旧NISAと新NISAの比較表

項目 旧つみたてNISA 旧一般NISA 新NISA
非課税期間 20年 5年 無期限
年間投資上限 40万円 120万円 360万円
生涯投資上限 800万円 600万円 1,800万円
投資対象 投資信託のみ 株・投資信託など 両方OK
併用 不可 不可 1つの口座で両方使える

一言でまとめると「上限が増えて、期限がなくなって、使いやすくなった」です。


新NISAの2つの枠

新NISAには2種類の投資枠があります。

① つみたて投資枠(年間120万円まで)

毎月コツコツ積み立てるための枠です。

  • 対象商品:国が認めた投資信託・ETFのみ
  • 年間上限:120万円(月10万円まで)
  • 向いている人:初心者・長期でじっくり増やしたい人

投資初心者はまずここから始めれば間違いありません。

② 成長投資枠(年間240万円まで)

より自由に投資できる枠です。

  • 対象商品:株・投資信託・ETFなど幅広く
  • 年間上限:240万円
  • 向いている人:個別株にも挑戦したい人・ある程度慣れてきた人

2つ合わせると年間最大360万円まで投資できます。


生涯投資上限1,800万円ってどういうこと?

新NISAには「生涯で1,800万円まで」という上限があります。

これは一生涯でNISA口座に入れられるお金の合計が1,800万円までということです(成長投資枠は1,200万円が上限)。

1,800万円を使い切るには何年かかる?

月の積立額 上限到達まで
月3万円 約50年
月5万円 約30年
月10万円 約15年
月30万円(年360万円) 5年

ほとんどの人は上限を気にしなくて大丈夫です。

売ったら枠は復活する

一度使った枠は、投資したものを売却すると翌年に復活します。

たとえば100万円分の投資信託を売却したら、翌年に100万円分の枠が戻ってきます。これも旧NISAにはなかった便利な仕組みです。


NISAで何を買えばいいの?

初心者にとって最大の悩みがこれですよね。

結論:オルカン一択でOK

「オルカン」とは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の略称です。

世界中の約3,000社以上の株をまとめて買える投資信託で、これ1本で世界中に分散投資できます。

オルカンが初心者におすすめな理由

  • 世界中に分散されているのでリスクが低い
  • 手数料(信託報酬)がとても安い(年0.05775%)
  • 難しいことを考えなくていい
  • 松井証券でも松井証券でも買える

「何を買えばいいかわからない」という人は、とりあえずオルカンを毎月積み立てるだけで十分です。

S&P500もよく聞くけど何が違う?

S&P500はアメリカの上位500社だけに投資する商品です。

比較 オルカン S&P500
投資先 世界約3,000社以上 アメリカ上位500社
分散度 高い やや低い
過去のリターン 高い さらに高い(過去実績)
リスク 低め やや高め

どちらも優秀な商品です。「とにかく分散したい」ならオルカン、「アメリカの成長に賭けたい」ならS&P500という選び方で問題ありません。


NISAのよくある勘違い

勘違い①「NISAは元本保証がある」

違います。NISAはあくまで「税金がかからない口座」であって、お金が減らないことを保証するものではありません。

投資している以上、価格が下がってお金が減るリスクはあります。ただし長期間・分散投資することでリスクをかなり抑えられます。

勘違い②「NISAは60歳にならないと引き出せない」

違います。それはiDeCoの話です。

NISAはいつでも引き出せます。急にお金が必要になったときも、すぐに売って現金化できます。

勘違い③「NISAで損をしたら税金が戻ってくる」

残念ながら違います。NISAで損が出ても、他の口座の利益と相殺(損益通算)することができません。

これは新NISAでも変わっていないデメリットの一つです。

勘違い④「NISAは一度始めたらやめられない」

全然違います。積立の停止・金額の変更・売却はいつでも自由にできます。

「やっぱり今月は積立を止めたい」「急にお金が必要になった」という場合も柔軟に対応できます。

勘違い⑤「NISAとiDeCoは同じもの」

似ているようで全然違います。

比較 NISA iDeCo
引き出し いつでもOK 原則60歳まで不可
節税効果 利益が非課税 掛金が所得控除になる
手数料 基本無料 毎月手数料がかかる
向いている人 ほぼ全員 老後資金を確実に積みたい人

フリーランスの場合、iDeCoは掛金が全額所得控除になるので節税効果が大きいです。NISAと併用するのがベストです。


新NISAを始めるまでの手順

難しく考えなくて大丈夫です。3ステップです。

ステップ①:証券口座を開設する

まず証券会社に口座を作ります。銀行でもNISAは作れますが、商品の種類が少ないので証券会社がおすすめです。

おすすめは松井証券です。口座開設・維持費は完全無料です。

ステップ②:NISA口座を開設する

証券口座を作るときに「NISA口座も開設する」という選択肢があります。一緒に申し込むだけです。

ステップ③:積立設定をする

口座ができたら、買いたい商品(オルカンなど)を選んで毎月の積立額を設定します。あとは毎月自動で積み立てられるので、何もしなくて大丈夫です。


いくらから始めればいい?

よく聞かれる質問です。

答え:いくらでもいいです。月100円でも始める意味はあります。

大事なのは金額より「始めること」と「続けること」です。

ただし目安として、無理のない範囲で月1万円〜3万円から始める人が多いです。

月の積立額 20年後の資産(年利5%想定)
月1万円 約411万円
月3万円 約1,233万円
月5万円 約2,055万円
月10万円 約4,110万円

※あくまでシミュレーションです。実際の運用結果は異なります。

月3万円を20年続けるだけで1,200万円以上になる可能性があります。早く始めるほど有利なのがわかりますよね。


フリーランスこそNISAをやるべき理由

会社員の方は退職金・厚生年金という老後の備えがありますが、フリーランスにはそれがありません。

  • 退職金:ゼロ
  • 年金:国民年金のみ(会社員より少ない)

自分で老後のお金を作るしかない分、NISAの非課税メリットをフルに活用することがより重要です。

「収入が不安定だから投資できない」と思っているフリーランスの方も多いですが、毎月少額を自動で積み立てるスタイルは、むしろ忙しいフリーランスに向いています。一度設定したら何もしなくていいからです。


まとめ

新NISAのポイントをおさらいします。

  • 投資で得た利益に税金がかからない制度
  • 2024年から非課税期間が無期限になった
  • 年間最大360万円、生涯1,800万円まで投資できる
  • つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)の2種類
  • いつでも引き出せる(iDeCoとの大きな違い)
  • 初心者はオルカンを毎月積み立てるだけでOK
  • 月100円から始められる

「難しそう」と思っていた方も、意外とシンプルだと感じてもらえたら嬉しいです。

まずは口座を作るだけでOKです。口座を持っているだけでは損しません。「いつでも始められる準備」をしておくことが大切です。


株式投資の口座選びについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

↓ 松井証券についてはこちら
松井証券ってどんな証券会社?


※ この記事は個人の見解に基づく情報提供を目的としています。投資には元本割れのリスクがあります。投資の判断はご自身でお願いします。掲載している数値・制度内容は執筆時点の情報です。最新情報は金融庁・各証券会社の公式サイトでご確認ください。

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  • sio(シオ)です。(@sio_629)

    30代のフリーランスライターとして活動しながら、株式投資・NISAで資産形成をしています。

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