凡人がYouTuberになるには?どんなジャンルがおすすめか現役が解説
YouTuberを始める前に知ってほしいことは1つだけです。それが「ジャンル」を絶対まちがえてはいけないということです。
まず、私がだれなのかというと、1日3時間以上ジャンルを問わずYoutubeを視聴している視聴者であると同時に、とあるYoutubeチャンネルを開設し3ヶ月でチャンネル登録数が6000人まで伸びた現役のYouTuberです。
「チャンネル登録者数6000人?少なくね?」
と思うかもしれませんが、それはトップレベルのYouTuberと比較しているからです。
それに、現在伸びている最中なので、あと1ヶ月以内に1万人、1年後には2万人には届くと予想しています。
ちなみに、どれくらい稼げるのか気になるところかと思いますが、YouTubeマスターDさんによると、チャンネル登録者数2万人で月の収益が約17万円だったそうです。
※チャンネル登録者数はあくまで目安の指標に過ぎないので、実際は再生時間や再生回数、ジャンルなどにより大きく上下します。
今回の記事では、YouTuberになるにあたり、どんなジャンルを選べばいいのかおすすめを紹介します。
カメラやパソコンなどの機材、チャンネル開設方法など超絶基本的なことには触れませんのでそこはググってください。
※2020年6月18日更新
ちょっと予想が外れて遅れてしまいましたがやっとチャンネル登録1万人に届きました。
目次
YouTuberになるにはジャンルを絞るのが大事な理由
トップユーチューバーが全員ジャンルを絞っているかというとそうではないですよね。
彼らはもうジャンル絞らなくても人気なので、そういったトップレベルの話はここではしません。
後発組の凡人である我々と、Youtubeが今ほど多くの人に見られていない時代から始めていた才能のある人と比較してたらいつまでもYouTuberになれません。彼らのことは一旦忘れてください。
凡人後発組がやるべきことは、「需要のあるジャンル」を選ぶことです。
需要のあるジャンルを選ぶというのは、ビジネスにおいても大原則ですよね。
YouTubeは誰でも気軽に投稿できる動画SNSですが、収益化したい人はビジネス視点で戦略的にやらなければなりません。
ジャンルを絞らなずあれもこれもと手をつけると、固定のファンがつかないためチャンネル登録者数が増えません。
まぐれでバズって1本だけ再生回数が10万回行っても、チャンネル登録者数が1000人以下であれば収益化審査が始まりませんし、1000人を超えたとしても他の動画の再生数が低すぎて審査を通過できない可能性もあります。
それに、1本の動画がおもしろかったら「この人の別の動画も見てみよう!」って気持ちになりますよね?
それなのに全然関係ないジャンルの動画しかなかったら、どうでしょうか?
再生回数も上がらず、離脱率も高くなってしまい、Youtubeのおすすめや関連動画に上がってきにくくなってしまいます。
今から始めるならエンタメのジャンルは選ぶな
エンタメと一言で言ってもいろいろありますが、一番やっちゃいけないエンタメ系は、
「〇〇をやってみた」
的な内容です。
こういうのはトップユーチューバーの劣化版でしかありませんし、そもそもリアクションや喋りが上手なユーチューバーがやっているから面白いのです。
ただの素人である凡人がそんな事やっても誰も興味を持ちません。
それに、トップユーチューバーにはすでに固定ファンがいるので、何をやってもバズる状態です。
チャンネル登録者数0人が同じことをやったところで誰も見てくれません。
すでにインスタとかTVタレントとかで固定ファンがいるような人ではないなら手を出すべきではありません。
それと、
- ホラー系
- ドッキリ系
これらもエンタメ系に入るのでおすすめできません。
つまり、他人の人生に置いてほとんど役に立たないようなネタは辞めたほうがいいということです。
それと、
「ユーチューバー=面白いことをする人」
というイメージが強いですから、ユーチューバーになりたい若者はだいたいエンタメ系を目指します。なので、レッドオーシャン状態です。
今からやって伸びる人もいるにはいますけど、凡人がわざわざレッドオーシャンへ飛び込む必要はないでしょう。
YouTuberのジャンル選びで大切なこと
YouTuberのジャンル選びで大切なのは次の3つです。
- 相手に有益な情報を提供すること
- ニーズのある分野を選ぶこと
- 自分の得意なジャンルにすること
これからYouTuberになる人は、「相手に有益な情報を提供すること」を意識してください。
有益な情報はエンタメ系とは真逆の位置にあるので競合しません。
YouTubeをただの暇つぶしとして見るユーザーを狙うのではなく、能動的に調べたい学びたいというユーザーを狙います。
今まではGoogle検索をして調べ物をするのがあたりまえだった時代ですが、現在はYoutube検索で調べ物をする人も増えてきているのでこの層を取り入れるのです。
ただし、これだけでは駄目で、「ニーズのある分野を選ぶこと」も同時に大事です。
ニーズがまったくないニッチすぎるジャンルだと再生回数が上がりません。
そして、「自分が得意なジャンル」にしましょう。
得意なジャンルじゃないと動画を取るたびに勉強に長く時間をかけなければならなくなるためコスパが悪いからです。
(自分が得意な分野なんてない…)
と思った方もいるかも知れませんが、別にその世界のNo.1である必要はありません。
「この町で上位100人には入る」くらいで大丈夫です。
上位100人が情報発信してたらお手上げですが、全員がYouTuberやってるわけもないので、そのジャンルに置いてはトップレベルYouTuberには成れるはずです。
意外と自分の得意分野に気づいていない人は多く、具体例を上げると
「今働いている業界知識を披露する」
これだけでOKです。
業界知識はググっても出ないことも多いので、生の声を聞きたいという需要は結構あります。
その業界に興味がある方やその業界が取り扱っている商品を使ってみたい方などが潜在顧客です。
例を上げるとすれば、スマサポチャンネルみたいな感じです。
スマホやモバイルルーター、光回線などをわかりやすく解説しているバーチャルYouTuberですが、おそらく中の人は通信業界の人か元通信業界の人なのでしょう。
ただし、VTuberを作ったり、スライドを作ったり、(人によっては)ボイスチェンジャーをしたりするのは結構手間がかかります。
なので、このレベルの動画を作るのは結構たいへんなはずです。
余談ですが、私も元通信業界の人なので、スマサポチャンネルがまだチャンネル登録者数2000人くらいのときに、「これは絶対伸びる!パクろう!」と思いたって挑戦してみたのですが、手間がかかりすぎて諦めたという過去があります…
2020年おすすめのYouTuberのジャンル
箇条書きですがおすすめのジャンルを紹介します。
- 田舎での遊び方
- キャンプのやり方
- スポーツのコツなどの解説
- DIY
- 冷食やファミレスの料理を再現
- 株やFXの投資の基本知識
- 現在働いている業界の知識を披露
注意してほしいのはこれらはエンタメ系ではなくハウツー系だということです。
なので、具体手な手続きの方法から完成まで、0から10まで細かく見せます。
YouTubeはそもそもテレビじゃできないような分野をやるべきだと個人的には思っているので、エンタメ系なんかはテレビとも競合してしまいますが、こういった具体的なハウツー系とであればテレビと競合せず、普段テレビを見るユーザー層でも見てくれます。
おすすめに見えて意外と厳しいジャンル
「ビジネス系ユーチューバーが狙い目」なんて声もよく聞きますが、あまりおすすめできません。
たとえば、最近増えてきた心理学や哲学的な話を顔出しでしゃべる系ユーチューバーですが、これらももう結構厳しいのが現状です。
トップレベルだとメンタリストDaiGo、オリラジの中田、マコなり社長、マナブとかがいます。
でも凡人素人が同じように偉そうなことを喋ってもバックボーンが弱いので説得力がありません。
そんなどこの馬の骨かわからないユーチューバーをみる時間があるなら、私はマコなり社長を見ます。
あと、本の要約系だとサラタメさんが有名ですが、彼の解説はとても秀逸ですし、声もいいです。
そういった伸びる理由を持っていないなら、本の解説系は競合も多いので今から始めるのはちょっと厳しいと思います。
YouTuberおすすめジャンルまとめ
まとめると、エンタメ系ではなくビジネス系でもなく、ハウツー系をやれということです。
そして、自分の得意なジャンルで、ニーズがある程度あり、有益な情報発信に務めることを意識して動画を作り続ければ副収入にいずれなります。
トップを見ずに、目標のハードルはなるべく下げて、まずは収益化することから目指してみましょう。
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