投資を始めて15年以上が経ちます。最初に株を買ったとき、翌朝チャートを開いたら少し値上がりしていて、「お金が働いてくれた」という感覚に驚いたことを今でも覚えています。自分が寝ている間にも資産が動いている。その感覚は、働いて給料をもらうこととは全然違う面白さがありました。
もちろん、値下がりすることもあります。それでも15年続けてきたのは、株が「お金に仕事をさせる」手段として本当に面白いからです。
株を始めてみたいと思っているなら、難しく考えすぎる必要はありません。この記事では、最初の口座開設から最初の売買まで、つまずかずに進めるよう順を追って解説します。
株を始めるまでの全体像
株を始めるまでの流れは3つのステップだけです。
まず証券口座を開設します。次に口座に資金を入金します。そして株を買います。
スマートフォンさえあれば、口座開設から最初の売買まで全部オンラインで完結します。「難しそう」というイメージを持っている人が多いですが、実際にやってみると拍子抜けするくらいシンプルです。それぞれのステップを見ていきましょう。
ステップ1:証券口座を選んで開設する
株を買うには証券口座が必要です。銀行口座とは別物で、証券会社に開設します。
ネット証券一択でいい理由
証券会社には大きく「対面型(店舗あり)」と「ネット証券」の2種類あります。対面型は担当者に相談できる安心感がある反面、手数料が高いです。ネット証券は手数料が安く、なかには国内株式の売買手数料が完全無料のところもあります。
手数料は小さいようで積み重なると大きな差になります。同じ利益を出していても、手数料が高い証券会社を使っていると手元に残る金額が減ります。特に始めたばかりのうちは余計なコストをかけないことが大切です。
楽天証券について
ネット証券の中でも楽天証券は、楽天ポイントで投資信託を買えたり、楽天カードで積立設定ができたりと、楽天のサービスをすでに使っている人にとって特に使いやすい証券会社です。口座開設は無料で、スマートフォンから申し込めます。取引画面がシンプルで見やすく、初めてでも迷わず使えます。
口座の種類は「特定口座(源泉徴収あり)」でOK
口座開設のときに口座の種類を選びます。「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけば、利益が出たときの税金の計算と納付を証券会社が自動でやってくれるので確定申告が不要です。最初はこれ一択で問題ありません。
NISAも同時に申し込んでおきましょう。NISA口座内の利益は非課税になります。コツコツ積み上げた利益から税金が引かれないのは、長期で見ると想像以上に大きな差になります。
ステップ2:口座に資金を入金する
口座が開設できたら資金を入金します。ネットバンキングから数分で完了します。
いくらから始められる?
日本株は基本的に100株単位の購入です。株価1,000円の銘柄なら最低10万円、500円の銘柄なら最低5万円が必要です。銘柄によっては数十万円かかるものもあります。
「10万円も用意できない」という場合は、1株から買える「単元未満株」サービスが使えます。数百円〜数千円から始められるので、最初は少額でどんな感覚かを試してみるのもいいと思います。私自身、投資を始めたばかりのころは5万円程度のところからスタートしました。
余裕資金だけで始めること
これだけは守ってほしいルールです。生活費や近いうちに使う予定のあるお金を投資に回さないでください。株は値下がりするリスクがあります。余裕資金でやっていれば多少の値動きに動じず冷静でいられますが、生活費を投入してしまうと損が出たときにパニックになり、判断を誤りやすくなります。
ステップ3:銘柄を選んで買う
口座と資金が揃ったらいよいよ株を買います。ここで「どの銘柄を選べばいいか」と迷う人がほとんどです。
最初は知っている会社から始めるのが一番
難しく考えなくていいです。自分がよく使うサービスや、普段よく目にする企業の株から始めると取り組みやすいです。コンビニ・スーパー・スマートフォンのキャリア・よく使うアプリの会社など、身近な企業は事業内容がわかりやすく、決算や業績ニュースにも自然と興味が持てるようになります。
投資歴15年の私が最初に買ったのも、当時よく使っていたサービスの会社でした。決算発表のたびにその会社の業績が気になるようになって、気づいたら企業分析が楽しくなっていました。
注文方法は2種類
株の注文は「成行注文」と「指値注文」の2種類あります。成行注文は価格を指定せず今すぐ買う注文、指値注文は「この値段で買いたい」と価格を指定する注文です。最初は指値注文で価格を意識しながら注文するのが基本です。成行注文は便利ですが、思ったより高い値段で約定してしまうことがあります。
株の面白さと可能性
ここで少し話が変わりますが、株の面白さについて書かせてください。
株を持っていると、日々のニュースが全然違って見えてきます。「この会社の新商品が話題になっている」「あの業界に規制が入りそうだ」「円安が進んでいる」……こういったニュースが、自分の資産に直結する情報として意識されるようになります。世の中の動きに対してアンテナが自然と立つようになるのは、株を始めた人がよく口にする変化のひとつです。
また、株には「配当金」という楽しみもあります。保有しているだけで年に1〜2回、企業から現金が振り込まれてくる仕組みです。金額は銘柄によって異なりますが、高配当の銘柄を保有していると、口座に入金の通知が届くたびに小さな達成感があります。自分が寝ている間にも、持っている株が働いてお金を生んでくれている感覚は、やってみないとわからない面白さです。
さらに株主優待を実施している銘柄では、食品・飲食券・旅行割引などが届くことがあります。投資しながら生活が少し豊かになる感覚は、株ならではの楽しみ方です。
長期で見ると、業績が伸び続けている企業の株は株価も上がっていく可能性があります。10年・20年という時間を味方につけた投資は、コツコツ続けることで気づいたらまとまった資産になっているというケースも珍しくありません。
株を始める前に知っておきたいこと
最初の目的は「慣れること」でいい
最初から大きく稼ごうとしなくていいです。最初は少額で売買を経験して、値動きへの感覚をつかむことが先決です。株価が上がったとき・下がったときに自分がどう感じるか、実際にやってみないとわかりません。最初の目的は「儲けること」より「慣れること」で十分です。
短期売買より長期保有のほうが初心者向け
毎日チャートを見ながら売り買いを繰り返すトレードは経験と知識が必要で、リスクも高くなります。初心者であれば、業績が安定している企業の株を長期で保有するほうが取り組みやすいです。値動きに一喜一憂せず、企業の成長を長い目で見守る姿勢が長続きのコツです。
分散投資を意識する
1つの銘柄に全資金を集中させるのはリスクが高いです。複数の銘柄や業種に分けることで、1銘柄が大きく下がっても全体へのダメージを抑えられます。資金が少ないうちは2〜3銘柄でも分散の効果はあります。
投資信託から始める手もある
銘柄選びが難しいと感じるなら、投資信託から始めるのも良い方法です。プロが分散投資してくれる商品で、少額から始められます。楽天証券では楽天カードで毎月自動積立できるため、手間をかけずに続けやすい環境があります。
損切りのルールを先に決めておく
「何%下がったら売る」という損切りのルールを事前に決めておくことが大切です。損切りできずにズルズル持ち続ける「塩漬け」は初心者が陥りやすい失敗パターンです。ルールを先に決めておくことで、感情ではなく基準で動けるようになります。
楽天証券が初心者に向いている理由
楽天証券は国内株式の売買手数料が無料(ゼロコース)で、口座維持費もかかりません。余計なコストをかけずに投資に集中できます。
楽天ポイントで投資信託を購入できるので、ポイントを使いながら投資の感覚をつかめます。楽天市場や楽天カードとの連携でポイントが貯まりやすく、日常の買い物と投資を一体で管理できるのも魅力です。
楽天銀行と連携(マネーブリッジ)すると普通預金の金利が優遇される特典もあります。スマートフォンのアプリから株価チャートの確認・注文・ポートフォリオの管理まですべてできるため、忙しい日常の中でもスキマ時間に投資を管理できます。
まとめ
株を始めるのに必要なのは証券口座・資金・銘柄の3つだけです。完璧な準備が整うのを待つより、まず口座を開設して少額から動き出すほうが経験が積み上がります。
最初は小さくていいです。でも始めてみると、ニュースの見え方が変わって、配当金が入ってきて、株価が動くたびに自分のお金が働いている感覚を味わえるようになります。その面白さは、実際にやってみないと伝わらない部分があります。
まず最初の一歩として、楽天証券の口座開設から始めてみてください。
楽天証券
※本記事は個人の見解にもとづく情報提供を目的としています。投資には元本割れのリスクがあります。投資の判断はご自身でお願いします。掲載している数値・制度内容は執筆時点の情報です。最新情報は金融庁・各証券会社の公式サイトでご確認ください。
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