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安くて速いのでenひかりに転用してみた【体験談】

公開日: : 最終更新日:2021/06/24 節約術

とにかく一番安い光コラボにするべく、いろいろなサイトを巡り比較をしました。

でも、ただ安ければいいわけではありません。

速度が遅いのだけは嫌だ

ということで、探したところ、業界最安値のenひかりがv6プラスも使えることが判明したのでこれに決めました。

v6プラスが使えればいくら安くても速度に関しては問題ないのです。

目次

enひかりとは?

enひかりは、株式会社縁人が提供する光コラボです。

株式会社縁人は、2018年現在従業員がたったの15人というかなり小さい会社です。


出典:株式会社縁人http://xn--gmq856i.jp/photo.html

光コラボがわからない人のために説明すると、NTT東日本・NTT西日本からフレッツ光回線の卸売を受けた業者を光コラボレーション事業者といい、光コラボレーション事業者が提供する光回線を光コラボと言います。

簡単にいうと、フレッツ光と全く同じ設備を使うけど、提供元がNTTではなく、各光コラボレーション事業者になるということです。

なので、enひかりも使う設備はフレッツ光と同一です。

違いがプロバイダです。

フレッツ光の場合、プロバイダを別に契約していました。しかし、enひかりはプロバイダ一体型サービスなので、プロバイダの契約は不要です。

そして、その基本料金がこちらです。(表示金額は税抜です)

戸建 4,200円(税込4,620円円)
集合住宅 3,200円(税込3,520円)

これはメチャクチャ安いです。

たとえば、OCN光だと戸建5,100円、集合住宅3,600円なので、enひかりのほうが戸建が900円も安く、集合住宅が400円安いです。

また、フレッツ光の場合はもっと高く、東日本の戸建だと5,700円ほどするので、enひかりのほうが1,500円も安くなります。

10年使うと考えれば、1,500円×120ヶ月=180,000円も安いです。

enひかり公式サイト

会社的に大丈夫なの?

先日、実家の光回線をenひかりにしました。決め手は、料金が一番安いことと、v6プラス対応です。

一つ不安な点があり、会社的に大丈夫なのか?ということです。

enひかりの提供元である株式会社縁人は非常に規模の小さな会社です。

普通、光コラボと言えば従業員が何千人もいるOCNやビッグローブ、ドコモ、ソフトバンクなど大規模な企業がやっているイメージです。異業種であるツタヤやアクアクララなども光コラボに参入していますが、それでもかなり大きい会社しかありません。

でも、別にサービス終了したらしたでまた乗り換えればいいと考えたので、結局はenひかりにすることにしました。

それと、enひかりは解約金を取らない(契約期間の縛りがない)のでいつでもやめることができます。

ちなみに、私がenひかりの担当者と電話で話したときの印象はとても良く、天下のOCNとは大違いでした(笑)

enひかりの評判は?

ネット上にenひかりの評判はほとんどありません。

なぜかというと、広告にあまりお金をかけていないからです。

広告にお金をかけている光コラボだと、アフィリエイト広告があるので、ブロガーはこぞってその光回線を宣伝します。

しかし、enひかりはASP(アフィリエイトプログラム仲介業)に登録をしていません。なので、enひかりを宣伝するブロガーやアフィリエイターが少ないため有名じゃないのです。

できる限り経費をかけないで営業しているため、これだけの安さでユーザーに提供ができています。

また、キャッシュバックもありません。

ただし、私はキャッシュバックをもらえる他回線との比較もしました。

たとえば、毎月5,000円基本料金の回線でキャッシュバック25,000円もらえるとします。25,000円を24ヶ月で割ると、一月あたり600円の割引と一緒です。つまり、基本料金から600円引いた4,400円が24ヶ月続き、25ヶ月目以降はずっと5,000円です。

このケースと比較すると、enひかりはずっと戸建4,200円なので、たとえキャッシュバックがある回線でも、enひかりにはトータルの安さでかないません。

究極に安い料金のenひかりですが、同時に究極に宣伝費を抑えているため認知度が低く、利用者がまだ少ないのが現状です。つまり、今回この記事を目にした方は非常にラッキーです。

enひかりは遅いのか?

インターネットが遅くなる原因の一番をしめるのはプロバイダです。enひかりのようなマイナーなプロバイダは特に遅い傾向があります。

なので私もv6プラスがなければenひかりにしようとは思いませんでした。

v6プラスが使えるということは、インターネットへ接続する役割がenひかりのプロバイダではなく、ネットワークイネイブラーになります。

v6プラスを契約している回線なら、So-net光もドコモ光もすべてネットワークイネイブラーが接続の役割を果たします。つまり、enひかりが「安いから遅い」というのは、まったく関係なくなるのです。

つまり、v6プラスのオプションを付ければプロバイダに依存しない通信速度になります。

そして、v6プラスはめちゃくちゃ速いんです!!

その他費用

v6プラスを利用するためには使用料180円かかります。それでも基本料金がそもそも安いので、問題ないです。

また、v6プラスを使うためには専用ルーターも必要です。私の場合、ひかり電話あり(500円)、無線LANあり(300円)で申し込んだので、専用ルーター=ひかり電話ルーターなので別途用意する必要はありませんでした。そして、基本料金と合計しトータル5,280円でした。

ひかり電話を使わない方でもギガビットの無線を使う方はPR500やRS500シリーズがレンタルされるので、v6プラス対応ルーターの用意は不要です。光電話も無線もオプションを付けない方は、市販のV6プラス対応ルーター(バッファロー製WXR-1900DHP3など)を用意します。

あと、転用の事務手数料が初回2,000円かかります。

日割りができないので、月初に開通できるようにしたほうがいいです。フレッツ光の方は日割りで解約になります。それと、転用なのでフレッツ光の解約違約金は発生しません。

enひかり公式サイト

enひかり以外におすすめの光コラボ

enひかりの前に検討していたのはDMM光です。

DMM光も非常に安く、v6プラスが無料で使えます。

戸建 4,820円
集合住宅 3,780円

無線LAN付きホームゲートウェイ300円、ひかり電話500円、転用手数料2,000円なので、基本料金以外の費用はenひかりと一緒です。

また、業界最安値のenひかりより60円だけ基本料金が高い(つまり業界2番目に安い)エキサイト光も有名ですが、エキサイト光はv6プラスが使えないので速度が遅い可能性があります。なので、エキサイト光よりもちょっと高くなるけどv6プラスで速度が速いDMM光がおすすめです。

光回線(光コラボ) 料金 速度 企業規模
enひかり ×
DMM光
excite光
×

enひかり開通後の速度

enひかりが無事開通しました。

最初7日くらいかかると言われていたのですが、転用を申し込んでから3日くらいで、ルーターのPPPランプが消えていたので、あれ?っと思い確認すると、v6プラスの通信に切り替わっていました。

そして測った速度がこちらです。


さすが、v6プラスなだけあって、高速です。

3~4回測っても200Mbpsを下回ることはありませんでした。

ちなみに、フレッツ光から転用する際はv6プラスが使えるほうが簡単です。

なぜなら新しいプロバイダ情報をルーターに設定しなくても、自動でv6プラスの通信に切り替わるからです。

切り替わったかどうかの確認は、ルーターのPPPランプの消灯です。

また、192.168.1.1とブラウザのURLに打ち込み、ルーターにログインすると、プロバイダのID・PWの入力ができない状態になっています(グレーアウトしてクリック不可能)。これで、切り替えが終わったんだと分かります。

UQモバイルとセット割が可能

enひかりの提供元である株式会社縁人はUQモバイルの代理店も行っており、UQモバイルの販売促進もかねて「勝手に割り」が2019年1月からスタートします。(受付開始は2018年12月1日から)

勝手に割りで毎月enひかりの基本料金が100円割引になります。

ただでさえ激安なのに、UQモバイルを契約しているだけで100円割引です。また、enひかり契約者本人じゃなくても、同居の家族の誰か1人でもUQモバイルにしているだけで適用できます。

勝手に割り適用後の月額料金(税抜)
戸建て 4,300円 → 4,200円
マンション 3,300円 → 3,200円

私はUQモバイルは使っていませんが、とりあえず光回線だけはenひかりにしています。

enひかりはメリットだらけ

enひかりは業界最安値の光回線で、v6プラスも使えるという非常にレアな回線です。そして、さらに2019年1月10日より「Transix(トランジックス)」にも対応しました!

トランジックスとはなんぞ?という方も多いでしょうが、v6プラスと同じように通信速度を速くする仕組みです。

トランジックスもv6プラスと同じく月額180円ですので、どっちか好きなほうを選べます。(対応しているルータが違うので、自分が持っている方を使うという感じです)

また、WiFiレンタルが3泊4日無料です。

これは、外で持ち運んでつかえるモバイルルーターなのですが、出張や旅行先などでインターネットを使いたいときに便利です。

enひかり契約者であれば、年3回まで無料で使えます!

enひかり公式サイト

業界最安値enひかりの現在のキャンペーン!

※下記キャンペーンは終了しています(2019年11月追記)

2019年1月30日~2019年3月31日19時まで先着900名新規工事費・新規事務手数料半額です。

キャンペーン適用前 キャンペーン適用後
戸建て工事費 15,000円 7,500円
マンション工事費 7,600円 3,800円
事務手数料 2,000円 1,000円

私のように、フレッツ光からの「転用」の方は工事をしないので関係ありませんが、現在自宅に光回線を引いていない人や、すでに別の光コラボを使っている人、auひかりを使っている人、ケーブルTVインターネットを使っている人、ADSLを使っている人がenひかりにする場合は「新規」になるため開通工事が必要です。

新規の方は、先着があるので急いで申し込みましょう!

さらに、エレコム社製11ac 897+300Mbps IPv6(IPoE)対応無線LANギガビットルーターWRC-1167GST2をenひかりとv6プラスを申し込んだ方先着1,000名に贈呈します。期間は新規工事費半額キャンペーンと同じです。

enひかり公式サイト

enひかりのお得度まとめ

  • 業界最安値なので通信費を最も節約できる光回線
  • v6プラスとトランジックス対応なので通信速度が速い
  • 契約期間の縛りが無いので気に入らなければいつでも解約可能
  • UQモバイルを契約していればさらに100円値引き
  • 年3回まで無料でレンタルwifiが使える
  • 光コラボなのでフレッツ光からの転用者は工事不要

以上、異常なくらいお得なenひかりです(笑)

節約愛好家の私が3日かけて調査した結果、現在日本で最もお得なネット回線がenひかりでした。皆さんもぜひお試しください!

enひかり公式サイト

人気記事光回線もうこれでいんじゃない?最強に安いenひかりの評判と手続き方法

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