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【完全無料】バックエンドエンジニアになるための学習ロードマップ

公開日: : 最終更新日:2021/01/20 プログラミング

プログラミングスクールに通えば次に何を勉強すればいいのか教えてくれますが独学だと次に何を勉強すればいいのかわからなくなってしまいますよね。

でも80万円もするプログラミングスクールなんてお金がもったいなすぎるし。。。

という方のために「バックエンドエンジニア」になるための完全無料の学習ロードマップを作りました。

ロードマップを無料で販売しているという意味ではなくて、学習教材自体が全部無料という意味です!

ちなみにバックエンドエンジニアとはサーバーサイドエンジニアともいいますが、Webページの見えない部分を担当する人のことをいいます。

それに対し、フロントエンドエンジニアがWebページの見える部分を担当するのでHTMLやCSS、javascriptの深い知識が必要です。

「両方できるようになりたい!」

という気持ちもわかりますけど、プログラミングなめてます?

プログラミングはおそらくあなたの想像している20倍くらい難しいです。

悪いことは言いいませんので、まずはバックエンドとフロントエンドのどちらにするか決めてください。

バックエンド、キミにきめた!

という方だけ続きを御覧ください。

目次

【ロードマップ】バックエンドエンジニアの無料教材

紹介する教材は全部無料です!

パソコン1つあれば手に入るのでバックエンドエンジニアになりたいならぜひ参考にしてください。

教材は初学者がやったほうがいい順番で紹介しますが、前提知識が人それぞれ違いますので好きな順番でも構いません。

それではロードマップを紹介しましょう!

HTML/CSSをさらっと学ぶ

HTMLはWebページを作るのに必須のマークアップ言語です。

CSSはぶっちゃけバックエンドエンジニアになるなら覚えなくてもいいですが、こんなのがあるんだな程度には理解してください。

完全初心者なら、ドットインストール

  • HTML/CSSの学習環境を整えよう
  • はじめてのHTML
  • はじめてのCSS
  • Visual Studio Code入門

をやるといいでしょう。

ドットインストールは動画のプログラミング学習サイトです。有料と無料の動画がありますが、上記の4はもちろん無料で受講できます。

あと、YouTubeでもHTMLとCSSを解説している動画はたくさんあります。

ある程度知識がある人であれば2倍速再生をしてさらっとおさらいするのもいいでしょう。

特に、CreatorQuestのHTMLの動画はかなりくわしく丁寧に解説しています。(でもドットインストールやれば別にやる必要ないです)

何度も言いますがHTMLもCSSも深くやる必要はまったくありません。

Bootstrapをさらっと学ぶ

先程CSSを覚えなくてもいいと言ったのは、Bootstrapも関係してきます。

CSSめちゃくちゃ頑張ってマスターしても実務ではCSS使わないでBootstrap使う事が多いです。

BootstrapとはCSSライブラリとかCSSフレームワークとか呼ばれるものなのですが、素人が頑張ってCSS書くよりも超簡単にカッコいいデザインが作れます。(なんのためにCSS覚えたんだ!ってなります)

でも、これも所詮はフロントエンドエンジニアの領域なのでバックエンドエンジニアを目指すなら深くやる必要はありません。

でもポートフォリオを作るときに使えるのでCSSよりかはしっかり学んでください。

おすすめ教材はYouTubeのたにぐち まことのともすたチャンネルです。とてもわかりやすい解説なのですがiPadだと若干文字が小さくて見づらかったので大きめのモニターでの視聴をおすすめします。

Unixコマンドの基礎を学ぶ

エンジニアになると必ずターミナルを使います。

環境構築でもターミナルは必須なので、早めに覚えておきたいスキルです。

ここではみんな大好きProgateを使います。

Command Lineコースが無料で全部受講できます。

あと、もっと深く知りたいならLinux標準教科書を読むといいでしょう。

EPUB版をダウンロードすれば電子書籍として読めます。

ただし、ちょっと難しいので深入りする必要はありません。エンジニアに就職が決まってからでも勉強するのは遅くないかと思います。

Vi/Vimエディタの使い方

Viエディタ、Vimエディタはどちらもほぼ同じ操作方法です。VimエディタのほうがViよりいろいろできるといった感じです。

「エディタはVS code使うんだけど?」

と思ったかもしれませんが、エンジニアやってると嫌でも使うんですよ。

なので保存や終了、カーソル移動、選択、コピーなどの基本操作ぐらいは覚えたほうがいいです。

普通のパソコン操作と全然違うのではじめてだとかなり戸惑います。

最悪覚えなくてもいいです。こういうのがあって、普通と違うんだなぁとわかっていただければ。そうすればいざというときググってなんとかなります。

教材はドットインストールのVim入門がおすすめです。

Git/GitHubを学ぶ

バージョン管理システムを学習します。

Git/GitHubはプログラミング言語の勉強よりも後回しにされがちですが業務では100%使うので必須知識です。

渋谷で働くエンジニア福の「実践で学ぶプログラミング入門」が初心者向けでとてもわかりやすいです。

PHPの基礎を学ぶ

はい、ここでやっと登場しましたプログラミング言語。

未経験からバックエンドエンジニアになるならPHPが個人的に一番おすすめなプログラミング言語です。

賛否両論ありますが、黙ってPHPやればよろしい。

ポジショントークのインフルエンサーの話にいちいち左右されてRubyにしようかPythonにしようかいろいろ気持ちが揺らいでいるかと思いますが、PHPに決めてください。

初学者はPHPにしたほうがWebを理解しやすいと思います。あと無料教材が豊富な点と就職が他の言語より簡単な点も理由です。

PHPが一通りできるようになってからRubyでもPythonでもGoでも好きな言語を学べばいいと思います。

無料教材はキノコード / プログラミング学習動画のYouTuberがおすすめです。1本の動画で基礎文法をマスターできます。

ちなみに、まだPHPの環境構築をしていないかと思いますのでPaiza.IOを使うといいでしょう。

Paizaスキルチェックでコード書きまくる

動画を見てその通りにプログラミング書いたところで覚えてません。

何行も何行も書いて覚える訓練をします。

そこでおすすめがPaizaスキルチェックです。

Paizaスキルチェックは競技プログラミングのようなものなのですが、Dランクは別に難しいアルゴリズムは出ません。小学校低学年でもできる算数の問題をプログラミングを使って解ければいいんです。

でも、プログラミングに慣れていない人は、「あれ、配列ってどう書くんだっけ?」「あれ、繰り返しってどう書くんだっけ」みたいになるわけです。

なので、ここで何度も何度もゼロから自分でプログラミングを書いていくことによって基礎文法が身につくというわけです。

Cランクに挑戦する必要はありません。ここではアルゴリズムを考える力を養うというよりも基礎文法を覚えるためのアウトプットの場として活用するからです。

MAMP(環境構築)

実際に自分のパソコン上でプログラミングするためには環境構築が必要です。

渋谷で働くエンジニア福の「実践で学ぶプログラミング入門」のYouTube動画をみればいいです。

別に難しくはなく、超簡単に終わります。

データベース/MySQLを学ぶ

渋谷で働くエンジニア福の「実践で学ぶプログラミング入門」のYouTube動画でデータベースとMySQLがそこそこわかってくるはずです。

初学者はたぶん途中でわからなくなってくるポイントがあります。

データベースとPHPの連携です。

その場合、いったん動画を見るのを止めて【PHP超入門】クラス~例外処理~PDOの基礎を読んでみてください。classの知識の復習から丁寧に説明されています。

あと、もっとSQL文について詳しく学びたいならプログラミングアカデミーのチャンネルもおすすめです。

フレームワーク(Laravel)を学ぶ

渋谷で働くエンジニア福の「実践で学ぶプログラミング入門」のYouTube動画でPHPのフレームワークのLaravelを学びます。

正直言ってフレームワークはこれまでの勉強で一番むずかしいと思います。

これを使いこなせるかどうかがエンジニアとして就職できるかどうかの分かれ道のような気もします。

気合い入れて勉強しましょう!

ここまでで基礎学習は終了です。

だらだら計画的にやるよりも、できる時間を見つけて一気にどっとやってください。

ポートフォリオ作成

ロードマップ仕上げとしてポートフォリオ(成果物)を作ります。

バックエンドエンジニアなのでデザインは二の次にしてください。

あと、凝りすぎても時間の無駄です。

とにかく、学んだことをフルに発揮してそれなりのものを1〜2週間程度で作ります。

ある程度完成したら即就職活動をします。

就職活動をしながらポートフォリオを完璧に近づけていけばいいので、「完璧にできてから」といった完璧主義だと永遠に就職活動が始まりません。

親切な会社であれば不合格だったとしてもポートフォリオに対する意見を貰える場合もありますし、現実を直視できるいい機会なので就活とポートフォリオ制作は同時進行くらいに考えておきましょう!

バックエンドエンジニア学習ロードマップの目安時間

プログラミングを一度挫折して再挑戦という方であれば、基礎学習に2〜3週間、ポートフォリオ制作に1〜2週間で約1ヶ月程度がロードマップ終了までの期間です。

ガチのプログラミング初心者なのであればその2倍〜3倍くらいは時間がかかるので約2〜3ヶ月くらいでしょう。

繰り返し言いますが、バックエンドエンジニア志望なのでデザインにこだわるのは無駄です。デザインにこだわると時間がいくらあっても足りないし、仕事ではほぼ不要な知識です。

バックエンドエンジニアロードマップまとめ

  1. HTML/CSSをさらっと学ぶ
  2. Bootstrapをさらっと学ぶ
  3. Unixコマンドを学ぶ(基本だけ)
  4. Vi/Vimエディタの使い方(超基本操作だけ)
  5. Git/GitHubを学ぶ
  6. PHPの基礎を学ぶ
  7. PaizaスキルチェックDランク
  8. MAMP(環境構築)
  9. データベース/MySQLを学ぶ
  10. Laravelを学ぶ
  11. ポートフォリオ作成

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