会話が楽になる4つの質問のコツ
公開日:
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最終更新日:2017/06/25
コミュニケーション能力 雑談力
日本人は会話に苦手意識をもつ人が多いです。
・会話が続かない
・沈黙が怖い
・飲み会がつまらない
・・・etc
今から教えるたった4つのことを実践するだけで、かなりコミュニケーション能力が上達します。
目次
1.質問に遠慮は無用!気になったことをそのまま聞く
何かを質問するとき、極端に遠慮してしまい質問ができない人がいます。
会社の上司だったり、お金持ちだったり、権威的な人物だったりすると委縮してしまい、聞きたいことも聞けなくなってしまうことってありますよね。
でも、どんな金持ちでも、お偉いさんでも人間です。
自分に関心を持ってもらいたいし、自分のことを話したいし、話したことに対してリアクションもしてもらいたいと思っています。
よく、「これはNGなんじゃないかな?」と勝手に考えてNGワードを妄想する人がいます。
でも実際、NGワードなんてそんなにあるもんじゃありません。
家族構成は?恋人いるの?足が悪そうだけど過去に事故ったの?大学どこ?・・・etc
これらを聞かれてあなたは嫌な気持ちになりますか?
あまり嫌な気持ちになる人は少ないと思います。
本当にいやだったら、相手は話さないだけで、
質問されたからと言ってそう簡単に不快には思わないものです。
いちいちNGワードを妄想して質問を遠慮してもしょうがないのです。
実際、聞いてもいないのに自分のことをベラベラ喋る人っていますよね。
「昨日事故ってさ~」「今日、娘と喧嘩してさ~」「俺昔ワルでさ~」・・・など、
一般的にマイナスなことでも人は話したい生き物なのです。
職場の上司が急にパーマをあててきて、変な髪形をしてきたり、
萌え系のアニメのTシャツを合コンで着てる人がいたりなど、
相手がおかしな行動やファッションをしていたらちゃんとツッコミを入れてあげましょう。
「・・・なんかこの人おかしいから触れずにおこう・・・」
と考えることが間違いです。
もしかしたら、相手も自覚があるかもしれません。
「今日のファッションミスった・・・」
と考えてる相手に、そのファッションについてあなたからツッコんであげれば、
「そうなんだよ、ミスちゃったんだよ(笑)」
と話が弾む可能性が高いのです。
2.簡単に答えられる質問をする
美容師に対して、「なんで美容師になったの?」
という質問をした場合、質問された美容師はなかなか答えに困ります。
(「なぜ?」って改めて聞かれるとなんでだろう・・・)と思ってしまうからです。
それよりも、「どうやって美容師になったの?」
という質問の仕方をおススメします。
「どうやって?」という質問には答えやすいのです。
「専門学校を卒業してから、店舗で2年修行して今にいたるよ!」
と、すぐ答えが返ってくるはずです。
「なぜ」よりも「どうやって」と聞いたほうが簡単に相手は答えてくれますし、
具体的な回答も返ってきます。結果的になぜ美容師になったのか?という答えも聞ける場合が多いです。
3.具体的に質問する
「最近どう?」
という質問の仕方よりも、
「最近の仕事は忙しい?」
というように具体的に聞いたほうが、上記でも述べたましたが、答えやすい質問でもありますし、具体的な質問には、具体的な回答が返ってきます。
具体的な回答が返ってくることの何が良いかというと、相手の情報がたくさん分かるということです。
相手の情報がたくさん分かれば、次の会話に繋げやすくなるのです。
Aさん「最近の仕事は忙しいの?」
Bさん「最近新しい○○の研修が始まって、超忙しい。朝いつもより30分も早く出社なんだ~超大変!」
このように、具体的に質問したことによって、相手から具体的な回答が返ってきます。
研修内容についてさらに質問を続けることもできるし、「いつもは朝何時に起きてるの?」などの話題に繋げることもできます。
しかし、漠然とした質問だと漠然とした回答しか返ってこず、
Aさん「最近どう?」
Bさん「ん~最近・・・?忙しいかな~・・・」
と、これだけの回答しか返ってこない場合が多くなります。これだと次の会話が続きません。
なのでなるべく質問は具体的にし、具体的な回答が返ってくることを期待しましょう。
4.先入観をちょっと持つ
先入観で他人を判断してはいけませんよね。
しかし、会話を盛り上げるコツとしては、ちょっとした先入観が必要です。
美容師さんにたいして、
「モテるでしょ?」←先入観
という質問をすれば、
「いやいや全然っすよ!自分もモテると思ってたんですけど、サッパリ。まず出会いがないっす!」
と否定が入ることが多いです。
つまり、ちょっとした先入観をぶつけて、相手に否定してもらうのです。
人間、否定するときほどよく喋るのです。
失礼がないような、ちょっとした先入観の質問をすることで、会話を盛り上げることができるのです。
まとめ
この4つの質問のコツを普段から心がけると、会話が途切れる可能性が低くなります。
しかし注意してほしいのは、質問の仕方を間違うと、ときには尋問のように感じられてしまうことがあります。
そこで、質問内容は基本的には自分の「興味があること」を優先させてください。
興味をもって質問すれば、尋問っぽさはなくなります。
一般的にみてどうでもいいことだけど、私はそこに興味があるの!
というマニアックな興味を自信をもって質問してください。
周りの目を気にしたり、(「なんでそんなこと聞くの?」って思われたらどうしよう・・・)と質問のたびに躊躇しないことです。それこそが会話が楽になる最大のコツです。
基本的に人間は自分に一番関心がありますから、質問されることが好きな人が大半です。
臆せず、以上のコツを抑えたうえで、コミュニケーションを楽しみましょう!
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