南極では風邪をひかないってホントなの？

南極では風邪をひかないなんて雑学、よく聞きますよね。

確かに南極で風邪はひきません。

南極では寒すぎるので、風邪のウイルスが生息できない。

よって、南極では風邪をひかない。

でも、これは嘘なんです！

実は、南極で風邪をひかない理由は他にあります。

ウイルスは寒さに強い

熱殺菌という言葉はありますが、冷凍殺菌なんて言葉はありません。

それぞれウイルスにより死滅する温度は違いますが、だいたい熱を加えればウイルスは死にます。

しかし、凍らせても死なないウイルスがたくさんあります。

実際のところ風邪のウイルスが最低何度まで生きられるかということはよくわかっていないのですが、

北極に住んでるイヌイットも稀ですが風邪をひきます。

人間がいないところでウイルスは生きていけない

風邪のウイルスは人を媒介して生きています。

つまり、南極などの極端に人がいない場所ではウイルスが生息しようがないのです。

寒いからウイルスが生きていけないのではなく、人間がいないから媒介手段がないのでウイルスは生きていけないのです。

まとめ

たしかに寒すぎる北極や南極などはウイルスの活動が弱まります。

しかし、まったくウイルスが死滅するわけではないのです。

人間がいないからウイルスが活動できないという理由で、南極では風邪をひかないのです。