屋内LAN配線工事の費用|光コラボとNTTの違い、DIYの費用も
戸建ての場合、1階にWiFiルーターがあると2階に電波が届かないケースがあります。
そんなときは、屋内配線工事をして、2階まで有線でLANケーブルをもってくるのが良いのですが、結構費用がかかるんです。
この記事を読むと、業者に頼んだときの費用、NTTもしくは光コラボ事業者に頼んだ時の費用、自分でDIYするときの費用が分かります。
目次
NTT116へ電話して屋内配線工事費用を聞いてみた
ネットの情報によると、「光コラボでもNTTに頼めば屋内配線工事をやってくれる」というのを見たので、半信半疑でNTTの0120-116-116へ電話してみました。
ちなみに私はenひかりという光コラボを使っています。
私「屋内配線工事頼めますか?」
NTT「屋内配線工事ですか…?(ちょっと間がある)」
私「1階にルーターが有るんですけど、WiFiが届かないので2階までLANケーブルで持ってきたいんです」
NTT「…少々お待ちください」
(2分待たされる)
NTT「ちなみに、フレッツ光をお使いでしょうか?」
私「いいえ、違います」
NTT「であれば、できないですね~」
まあ、でしょうね。
ということで、つぎは契約中の光コラボ事業者へ電話しました。
光コラボ事業者へ電話して屋内配線工事費用を聞いてみた
私「自宅の屋内配線工事を頼む窓口はこちらでいいですか?」
光コラボ「屋内配線工事…?(間がある)」
私「1階からうんたらかんたら」
光コラボ「…少々お待ちください。」
(30秒待たされる)
光コラボ(別の人に変わった)「屋内配線工事ですね。部屋に電話線モジュラージャックはありますか?」
私「無いです」
光コラボ「それだと、壁をはわせる配線になります」
私「費用はどれくらいですか?」
光コラボ「NTTだと20mまでは15,500円+出張費4,500円=2万円です」
私「LANケーブルの色の指定(白がいいんですが)とか、化粧モールとかはしてくれますか?」
光コラボ「LANケーブルの色は多分白?(ちょっと分からなそう)。化粧モールはNTTじゃしませんね」
私「じゃあ、自分でやるので大丈夫でーす」
ここでまででわかったことをまとめると、
作業する人 | 光コラボでもNTT(NTTの下請けもある) |
費用 | 20mまでなら2万円くらい |
LANケーブルの色指定 | 不明(壁が白なので白がいいんだけど、NTTって青色使ってるイメージ) |
化粧モール | 無し(必要な人は自分で付けるしかない) |
町の電気屋や配線業者の屋内配線工事費用
ネットで調べて見ると、エアコンの取り付け業者とか電気工事を専門に扱っている業者がたくさん出てきます。
そこで行っている家庭用屋内LAN配線工事の費用は、3.5~4万円が相場でした。
NTTが行う場合が2万円なので、少し割高です。
というよりも、NTTの場合は、毎月の回線使用料の支払いを貰っているので、屋内配線工事はそのオプション的なあつかいのため安く設定できているのです。
自分で屋内配線工事をした場合の費用
町の電気屋や配線業者にたのめば、料金は高いですが、LANケーブルの色や化粧モールなどいろいろ融通がきいてくれそうです。
しかし、NTTだとLANケーブルの色が青になるかもしれませんし、化粧モールも取り扱いが無いです。
配管がある家なら色は青でもオレンジでもいいと思いますが、我が家は配管がないので壁伝いに配線せねばなりません。
白い壁に青はちょっと…なので、結局は自分でDIYにしました。
費用は材料費だけです。
Amazonで次の物を買いました。
購入する際は、自分で探すより上記のAmazonのリンクからをおすすめします。
なぜなら、LANケーブルの直径と絶縁ステップルの直径が合わないと失敗するので、上記のリンクはちょうどいい組み合わせにしています。
それと、LANはカテゴリ6です。
5e以上が1Gbps対応ですが、「カテゴリ5eって書いてあっても5eじゃなかった」なんてメーカーの口コミもあったので、大事を取ってカテゴリ6にしました。(上記リンクは間違いなくカテゴリ6でした)
ちなみに、カテゴリ7は10Gpbsですが、ケーブルが硬いという口コミが多かったので辞めました。(柔らかいほうが配線しやすいですからね)
それに、きしめんみたいにペラペラのLANケーブルは壁伝いに配線するとカーブで変になっちゃうので、このLANケーブルのように普通の丸型にしたほうがいいです。
あと、セメンダインのすきまパテも白なので、白い壁に合います。
これらの合計費用は4,363円です。
自分で屋内配線工事のやり方
他のサイトだと、コンセントをはずして配管から引っ張るやり方が多いのですが、自分の家は配管が無いし、あったとしても失敗が怖いので壁伝いに配線をします。
やり方は単純です。
購入したLANケーブルと留め具で壁に固定します。
途中、壁にドリルで穴を開けて、そこを通します。
留め具はトンカチで打ち込むタイプですが、強く打ち過ぎるとLANケーブルを痛めてしまうので注意しましょう。
最終的に簡単に動かない程度打ち込めばいいです。
また、最初は軽くだけ打ち込んで、引っ張ってある程度調整できるようにしましょう。
全体の位置が決まってから、LANケーブルが簡単に動かないように、等間隔に留め具をしっかり打ち込んでいきます。
最後に、壁に開けた穴はすきまパテで埋めます。
すきまパテで開けた穴をふさいでいます。
目立たないように、天井にそって通します(2本あるうち下の線がLANケーブル)。
留め具はこんな感じ
【自分でやるのが一番安い!】屋内配線費用まとめ
壁伝いにLANケーブルをはわすだけの屋内配線工事であれば、素人でも簡単にできます。
壁に穴を開けるのを怖いと思うかもしれませんが、電気の配線にだけ気を付ければ大丈夫です。
契約中の光コラボ事業者に頼むと、費用が2万円のところ、自力でやったので4,363円の費用で済み、1万5千円以上の節約です!
近所の業者に頼むと費用は3万5千円なので、それと比較すれば3万円以上の節約です!
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