私が初めて株取引をはじめたのは今から約15年前、2005年ごろのことです。
当時私は高校生。つまり未成年のときから株取引をしていました。
株をはじめてから15年間、トータルではずっと勝ち続けています。
その法則は単純なんですが、世間一般に言われていることとは真逆だったりします。
法則1:手数料が最安値の証券会社にする
株は買うときも売るときも手数料が発生します。
でも、どの証券会社で買っても売っても、手数料以外の結果は同じです。
だったら手数料は最安値以外の選択肢はありませんよね。手数料が少なければ少ないほど、少しの値幅で利確できることは言うまでもないです。
「安い証券会社は使いにくい」「情報が少ない」という意見もありますが、情報収集はヤフーファイナンスとIR情報で9割は足ります。有料の情報サービスにお金を払う必要もありません。
証券会社はあくまで「売買ツール」です。ツールの使いやすさより、コストを下げることの方が長期的なリターンに直結します。
法則2:むやみやたらに損切りしない
株取引の情報サイトを見ると、ほぼ10割の確率で「損切りが大事!」と書いてあります。有名な投資家の著書にも損切りを推奨する内容が多いです。
でも私は、むやみやたらに損切りはしません。
「絶対しない」ではなくて「むやみやたらにしない」です。この違いが大事なので、理由を説明します。
なぜむやみやたらに損切りしないのか
自分がある株を選んで買うとき、それなりに理由がありますよね。業績が良い、割安に見える、長期的に伸びそうだと判断して買うわけです。
その判断が正しければ、ちょっと株価が下がったくらいで売る必要はありません。自分が買ったタイミングが「今後1〜2年で最高額だった」なんてことはそうそう起きません。気長に待てばプラスに転じる可能性は十分あります。
配当金や優待をもらいながら保有して、買ったときより上がったタイミングで売ればいいだけです。世界一の投資家バフェットも、基本的には長期保有で損切りはほとんどしていません。
むやみに損切りを繰り返すと「損切り貧乏」になります。売買のたびに手数料も発生するので、証券会社だけが儲かる構図になってしまいます。
ただし、損切りすべき場面もある
一方で、損切りすべき場面があることも正直に言います。
買った理由が完全に崩れたとき、たとえば「業績が回復すると思って買ったのに、その後さらに悪化した」「不正会計が発覚した」など、自分の判断の前提が覆ったときは話が別です。
そういうときは塩漬けにせず、損切りして資金を別の銘柄に移す判断が必要です。
要するに「株価が下がったから損切り」ではなく「買った理由がなくなったら損切り」という考え方です。
最初から塩漬けになりそうな株は買わない
そもそも「損切りできるかどうか不安な株は買わない」というのが大前提です。
よく知らない会社の株、一時的な話題で急騰した株、業績の裏付けなく買った株は、下がったときに「持ち続けていいのか損切りすべきか」の判断ができません。
よく知っている会社の株を、しっかり調べてから買う。これができていれば、むやみな損切りをする必要はほとんどなくなります。
法則3:順張りじゃなくて逆張り
順張りとは株価が上昇しているときに買う方法で、多くのサイトでは順張りを推奨しています。
でも私はほぼ逆張りで買っています。安いときに買うのが商売の基本だからです。
安いときに買えば、そこからさらに下がったとしても、長期的に今後上がる可能性の方が高いです。
ただし、逆張りには注意点があります。
逆張りで失敗する「落ちるナイフ」問題
逆張りの最大のリスクは「落ちるナイフをつかむ」ことです。
下がっている株を「安い」と思って買ったら、そのままさらに下がり続けてしまう、という状況です。一度落ち始めた株がどこで止まるかは誰にもわかりません。
相場の格言に「落ちるナイフはつかむな」という言葉があるくらい、下げ途中の株を買うのは危険なのです。
落ちるナイフをつかまないためのコツ
逆張りで失敗しないために意識していることをまとめます。
① 下げ止まりのサインを待つ 急落している株をすぐに買わず、いったん下落が落ち着いてから買います。「まだ下がるかもしれない」という状況で飛び込むのは危険です。出来高(取引量)が落ち着いてきたり、同じ価格帯で何日か止まっているような「底固め」のサインを確認してから動きます。
② 業績に裏付けのある株だけを対象にする 下がっている理由が「一時的な外部要因(市場全体の下落など)」なのか「会社自体の問題」なのかを見極めます。会社の業績が本質的に悪化しているなら、いくら安くなっても逆張りで買う理由にはなりません。
③ 一気に買わず、分割して買う 「底がここだ」と決め打ちせず、少しずつ分割して買います。たとえば予算の3分の1を最初に買い、さらに下がったらもう3分の1を買い増す、という形です。一気に全額を使わないことで、下がり続けたときのダメージを抑えられます。
④ 時価総額の大きい銘柄を選ぶ 時価総額が大きい大型株は、急落しても倒産リスクが低く、回復する可能性が高いです。小型株や新興株の逆張りは、そのまま上場廃止になるリスクもあるので注意が必要です。
法則4:指値で予約してほっとけ
私は市場が動いているときに株価を追って、売ったり買ったりはしていません。
前日に株価をチェックして、「明日はここまで下がりそう、数日後にここまで上がりそう」という予測を立てます。そして下がりそうな額で買い注文を出し、その株が買えた後の売り注文もあらかじめ出しておきます。
気づいたら勝手に買われていて、勝手に売られていて、利益が出ている状態です。
情報チェックに10分、注文に3分、合計13分が私の株取引の労働時間です。
この方法をとれば、予想に反して株価が下がったとしても「あわてて損切りしてしまう」という焦りの選択がなくなります。日々の株価の上下に一喜一憂しなくて済むので、精神的にもラクです。
15年間株取引をしてきましたが、半年くらいまったく株価をチェックしなかった時期もありました。たまに株価を見て「安いな」と思ったら買って、しばらくほっといて勝手に売れている、という感じでゆるくやっています。
法則5:同じ株を繰り返し売買する
会社の分析って正直面倒くさいんですよね。
下手にいろんな銘柄に手を出すと処理が追いつかなくなります。なので私が日常的に売買する銘柄は2〜4つに絞っています。
同じ銘柄を繰り返し売買していると、その銘柄特有の「癖」が見えてきます。「この株はこの価格帯でよく反発する」「決算発表前に動きやすい」といったパターンです。こういった癖を知っている銘柄が複数あると、1つを売り抜けたタイミングで別の銘柄を買うローテーションができます。
今は日本株は1社、アメリカ株は3社程度に絞っています。多すぎず少なすぎず、自分が把握できる範囲で管理することが大切です。
最後に私の株経歴のお話
私が株をはじめたときの元金は30万円です。
未成年だとほとんどの証券会社が口座開設できなかったので、当時手数料がそこそこ高かったマネックス証券を使いました。ちょうどライブドアショック(2006年1月)があって、少額のリバウンド狙いで買ったのが最初の取引です。当時の手数料は1回1,200円ほどだったので、元金30万円では正直赤字でした。
その後いろいろ試行錯誤を繰り返して、今はほぼ外国株しかやっていませんが年利20〜40%ほどで勝ち続けています(過去最高で年利60%)。
株式投資の平均利回りが年5%と言われているので、それなりに結果は出ていると思っています。
ただし、この投資スタイルは15年以上かけて自分なりに作り上げたものです。最初からうまくいったわけではないし、失敗もたくさんしてきました(空売りで追証を食らったこともあります)。
これから株を始める方は、まずは現物取引で少額からスタートして、自分なりのルールを少しずつ作っていくことをおすすめします。
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※ この記事は個人の体験・見解に基づくものです。投資には元本割れのリスクがあります。投資の判断はご自身でお願いします。
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